会社で、自分が確実に昇進すると思っていたのに、その役職につくのは同僚。そんな経験があったら最悪の気分だったと思います。

最近、米Lifehackerの読者がキャリアに関するアドバイスを私に求めてきた時、どうしてその人がそういうことを聞いてきたのかわかりました。

15年後、この読者は会社での昇進が頭打ちになりました。毎年の人事考課では素晴らしい評価だったにもかかわらず、経営管理職への昇進は見送られ続けていたのです。

それで、心機一転、転職することにしたのです(しかも少し高い給与で)。早く昇進できるよう、人脈づくりや自分の売り込みをすぐに始めたいのですが、何かアドバイスはありますか?

自分よりも上の役職の人たち(管理職や重役)といい関係を築くのは、間違いなくいいステップになると思うのですが、他に何かやるべきことはあるでしょうか?

この読者には、いわゆる昔ながらの“人脈づくり”以上のアドバイスが必要だとわかったので、人事や昇進の専門家に助けを求めました。今回は、転職してすぐに昇進したい人へのアドバイスをご紹介したいと思います。

目次

1. なる早で目標を決める

2. 新しいことを学ぶ

3. 自分の成果を記録する

4. 上司以上のサポートを見つける

5. 大きな成果をあげたらすぐに行動

6. 耐えて待つ(多少は)

7. 自分を売り込み続ける

なる早で目標を決める

「継続的にキャリアを伸ばすのに近道はありません」と、Circa Interactiveの人材・能力マネージャーShannon Faloticoは釘を刺します。しかし、新しい役職に野心的だと示すことはできます。

Faloticoは「新しい役職での仕事に責任を持って取り組むのを楽しみにしているだけでなく、キャリアを伸ばす長期的な目標もある、と最初から上司に明言しておきましょう」と言っています。

管理職コーチのSonya Siglerは、上司から目標について話をされるのを待つのではないと言います。 Siglerは、90日間の成功計画を考えることをすすめています。

目標を決めると、達成したいと思います。新しい目標を決め、それを達成しようとすると、目標を達成することについて話します。誰もが、最初からあなたと目標を達成することを関連付けて考えるようになります。

当然ながら、90日経っても終わりではないとSiglerは言います。しかし「すぐに目標を決め、それについて話すことで、大きな違いが生まれるのです」。

新しいことを学ぶ

自分のスキルを伸ばしたいなら、自分を知ってもらわなければなりません。

Intuitの能力取得ディレクターKim Hoffmanは、このように言っています。

どんな学習機会もすべて確実に利用してください。社内の人脈だけでなく、おそらくスキルや能力を身につけることを目的に無料のコースや研修、クラブなどを会社が提供していると思います。

自分の役職で最大限にスキルを発揮できているでしょうか?

その領域以外の研修やトレーニングを受けるのを検討してみましょう。例えば、監督業務や役職に昇進したいと思っているなら、マネージメントの入門コースの受講を検討してみてください。

自分の成果を記録する

理想の世界では、上司はあなたの専門能力が向上するよう働きかけ、あなたがその役職で早く成果をあげることを喜んでくれます。

しかし、上司があなたの成果についてそこまで熱心に耳を傾けなくても、成果を途中で投げ出さないでください。

Faloticoは、その役職での自分の成果を、スプレッドシートやパワーポイントに記録することをすすめています。自分のスキルを伸ばすために受けた学習の機会を入れるのもお忘れなく。

そうしておけば、上司と面と向かって話す機会があった時に、自分の成果を思い出すのに記憶に頼らなくて済みます。

上司以上のサポートを見つける

それでも、上司から褒め言葉や温かい言葉をかけてもらえない場合は、違う人と話してみましょう。

Faloticoは言います。

人事担当者と話をしてみましょう。ほとんどの組織には出世や昇進のプログラムがあります。あまり使われていなかったとしても、人事担当者はキャリアに関する相談や助言を提供できるはずです。

また、人事担当者が、あなたの役職や目標に対して具体的にアドバイスをくれるメンターとして、社内の人を推薦してくれるかもしれません。

Hoffmanは「メンター以外でも、一緒に働いているすべての人にきちんと意見を聞いてみましょう。自分の強みや成長のチャンスを見極めるのに役立ちます」と言っています。

大きな成果をあげたらすぐに行動

昇進の可能性について聞く前に、自分の成果が忘れられないようにしましょう。

Visierのピープルソリューション担当副部長Ian Cook氏は、「昇進の検討には、その人の直近の成果やパフォーマンスが影響することがよくあります。したがって、特に目立ったプロジェクトを終わらせたり、期待に応える成果をあげた場合は、昇進の話をもちかけるタイミングです」と言っています。

Cook氏は、昇進はその人のここ2〜3カ月の仕事ぶりを元に決まることが多いと説明します。しかし、自分の会社の昇進や人事のスケジュールは確認してください。

人事の考課や異動が年に1回しかない場合は、そのタイミングで自分の成果を知ってもらったほうがいいです。

「そのタイミングの2〜3カ月前に、自分の最高の成果が出るように計画できるのであれば、昇進の可能性を最大限高めることができます」と、Cookは言っています。

耐えて待つ(多少は)

「新しい会社に転職して1年以内に昇進することはごくまれですが、2〜4年後あたりは可能性が高いです」とCookは説明します。

したがって、すべて適切にやってきたのに、昇進や昇給をしなかったとしても、焦ってはいけません。理想的なタイミングではないのかもしれません。もしくは、そのタイミングは過ぎたのかもしれません。

Cook曰く「5年以上経つと、昇進の可能性は大幅に下がります」とのことです。5年間昇進の機会がなかった場合は、会社を変えたほうがいいかもしれません。

自分を売り込み続ける

1年のうちで、昇進や評価をされる時期ではなくても、自分のスキルや業績を上司にアピールするチャンスには常に目を光らせましょう。これは、今の役職では必ずしも求められていないけれど、長年自分が持っているスキルが特に当てはまります。

「現在の役職ではあまり使っていないスキルに気づいてもらうには、アピールする努力がかなり要ります。前職での経験や、継続的に経験していることから学んだことについて話さなければなりません。でなければ、人は忘れてしまいます。もしくは、最初から知られていないかもしれません」と、Siglerは言っています。

Hoffmanもこれには同意しています。

チャンスが目の前にくるまで待っていては、昇進できません。自分の会社のコアバリューを再確認し、自分が携わるすべての仕事が、確実にそれに見合っているようにしましょう。

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Image: Shutterstock

Source: Sonya Sigler, Visier

Lisa Rowan - Lifehacker US[原文]