「性別を問わず、誰もが活躍できる社会」の実現が叫ばれて久しい昨今。

IBMが運営するWebメディアMugendai(無限大)に、脱毛サロン「KIREIMO」などを運営する、株式会社ヴィエリス代表取締役社長兼CEOの佐伯真唯子さんが登場。同社が継続的に取り組む「女性が輝く組織づくり」について語られていました。

スタッフのハッピーが、お客様のハッピー。女性に仕事を諦めさせない組織づくり

2013年の入社以来、社員の98%が女性という環境で「女性が働きやすい組織づくり」に取り組む佐伯さん。国連が主催する会議で「ジェンダー平等の実現」について2年連続でスピーチするなど、トップランナーとして注目されています。

結婚や出産といった人生の節目において、どうしても影響を蒙りがちな女性たちに、「家庭の事情で仕事を諦めさせたくなかった」という佐伯さん。これまでにさまざまな施策を試したそうですが、その1つが柔軟な雇用形態です。

同社には、土日出勤なし、5時間勤務など、なんと13種類もの雇用形態があるそう。

Image: Mugendai(無限大)

元々、離職率が高めといわれる美容業界。佐伯さんは、そこには「長時間労働」や「辞めたらすぐ雇えばいい」といった風潮があったと語り、スタッフが定着しづらく、結果的にお客様へのサービスも低下する悪循環に陥っていたと指摘します。

「スタッフがハッピーでなければ、お客様をハッピーにできない」と感じた佐伯さん。まずやるべきは従業員が働きやすい環境づくりであると決意し、今では業界平均の半分程度の離職率を実現しています。

社会で気づいた母の苦しみ。女性が知らぬ間に抱えてしまう問題も指摘

佐伯さんが女性の働き方に問題意識を持つようになったのは、ご自身の母親の存在が大きかったといいます。四姉妹を育てながら仕事もこなすお母さんだったそうですが、男性との給与格差、やりたい仕事ができない不満などを漏らすことがあったそう。

当時はそんな話も気に留めなかった佐伯さんでしたが、ご自身も社会に出て同じような体験をしたそうで、以下のように語っています。

企画部署に配属されたのですが、同じ大学、同じ学部卒の同期の男性は企画の仕事をやっているのに、私にはいわゆる事務仕事しかまわってこない。さらに最初から男女で給与に差がある。あまりにも理不尽に感じたので、上司に「どうして私と彼とで仕事が違うんですか?」と聞いたところ、「だって女性は結婚して辞めちゃうでしょ?」と言われて。ああ、なるほど、母が言っていたのはまさにこういうことだったのかと。

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女性の働き方改革、社会での活躍を推進する佐伯さんですが、インタビューでは女性自身に潜むある問題も指摘しています。

それが「インポスター症候群」と呼ばれるもので、「どうせ私なんて」「私ができるわけがない」と自分を過小評価してしまう状態を指し、佐伯さんいわく、日本人女性の約7割が近い状態にあるそう。

実はご自身もインポスター症候群だったという佐伯さんは、女性にこうした思考をさせる環境の弊害を指摘しつつ、個人個人の意識も変える必要があると、以下のように語っています。

大切なのは、自分のやりたいこと、達成したいこと、変えていきたいことを、まず自分としっかり向き合い対話しながら導き出し、それを目指して行動していくというマインドではないでしょうか。

その他にも、「真のジェンダー平等実現」に関する佐伯さんの考え方や、起業に至る物語など、ビジネスパーソン必読のインタビューは、Mugendai(無限大)より続きをお楽しみください。


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