本格的に「ニューノーマル」の時代が始まり、リモートワークもしっかり定着する気配を見せています

Simform社が実施した「2021年リモートワーク調査」によると、調査対象企業の82%が、従業員に期限未定でリモートワークを許可しており、77%が今後もずっと許可するつもりだということです。

Facebook、Spotify、Microsoft、Salesforce、Twitter、Slackなどの世界的な大企業でさえ、2021年にかぎらず、今後も長期的にリモートワークを推進する計画を発表しています。

自宅で仕事ができるのは何かとありがたいものですが、非生産的な習慣に陥りやすいところが難点です。この一年間、自宅で仕事をするのに苦労してきたという人は、今こそ本腰を入れて、新しい仕事環境で気持ちよく生産性を上げられるように、対策を講じるべきではないでしょうか。

今回は、「これは一時的なものだ」から、「これがニューノーマルだ」に、移行するためのガイドをお届けします。

目次

リモートワークを続けるための身体面での準備

∟1. 朝のルーチンを確立する

∟2. 専用のワークスペースをつくる

∟3. 決まった時間にアラームをセットする

リモートワークを続けるための精神面での準備

∟4. スマートフォンのスクリーンタイムを制限する

∟5. アンビエントミュージックをかけて集中力を増す

∟6. 時間管理アプリを使って生産性を維持する

リモートワークを続けるための身体面での準備

これからずっと自宅で仕事をするのだとしたら、ワークスペースをどのように構築すればいいでしょうか?

もう二度とオフィスには戻らないのだとしたら、どのように毎日を過ごせばいいでしょうか?

以下にいくつかのヒントを紹介します。

1. 朝のルーチンを確立する

反復的で一貫性のあるルーチンは、モチベーションと目標志向を高め、全体のパフォーマンスを向上させるのに役立つと、PeerJ Journalは言っています。

ルーチンを作ることで、一日のワークフローに構造を持ち込むことができます。

ルーチンを設定するのに最も適しているのは朝です。ベッドから出てすぐにパソコンに向かいたい(あるいは、ベッドにパソコンを持ち込みたい)と思うかもしれませんが、それではパフォーマンスは上がりません。

たとえば、次のようなルーチンをつくれば、一日の始まりにエネルギーを高めることができます。

オフィスに行くような服に着替える。友人や家族と連絡を取り、社会的孤立を防ぐ。一日の目標をToDoリストやジャーナルに書き出す。2. 専用のワークスペースをつくる

リモートワークをずっと続けるなら、ソファやキッチンテーブルで仕事をするかわりに、専用のワークスペースを設けるべきです。

The Manifest社が最近行った調査では、43%の従業員が、専用のワークスペースがあることで、リモートワークの生産性が向上したと回答しています。

できるかぎり、整理整頓され、気が散らない場所を確保してください。デスク、事務機器、資料棚などを設置して、生産性が高まる快適なオフィス環境を整えましょう。

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生活と仕事を同じ場所でしていると、何時間も動かずにいることが多くなります。神経科学者のBen Martynoga氏は、頻繁に運動をすることで、ストレスを軽減し、集中力を高め、学習能力、記憶力、創造性を高めることができると言っています。

話す相手がいなくても、歩いて向かう会議がなくても、ときどき立ち上がって体を動かしてください。一日のさまざまなタイミングにアラームをセットし、歩いたり、ストレッチしたり、腕立て伏せやスクワット、ランジ、ジャンプなどをするようにしましょう。

リモートワークを続けるための精神面での準備

今後もずっとリモートワークを続けていくためには、精神面での対策も必要となります。

4. スマートフォンのスクリーンタイムを制限する

Statista社の最新データによると、2020年時点で、インターネットユーザーは1日あたり145分(約2.4時間)をソーシャルメディアに費やしているそうです。この点、リモートワークではとくに注意が必要です。同僚や上司から注意を受けない環境では、勤務時間中にソーシャルメディアに何時間も浪費してしまう危険があります。

通知をチェックしたり、コメントやメッセージに返信したり、ニュースフィードのコンテンツを閲覧したくなる衝動をなくすために、あらゆるデバイスとプラットフォームの使用時間を制限してください。さまざまなアプリの助けを借りてスクリーンタイムを減らし、生産性の維持に努めましょう。

生産性を上げたいなら、今すぐスマホのこの設定を変更しよう スマホに新しいアプリをインストールしたり、新しいパソコンでSlackにログインしたりするたびに、いつも同じようなメッセージが表示されます。「このデバ... https://www.lifehacker.jp/2020/10/222814boost-your-productivity-by-turning-off-app-notification.html 5. アンビエントミュージックをかけて集中力を増す

自宅で集中力を維持するのは簡単なことではありません。オフィスのような緊張感がない状況では、どうしても気が散ってしまうもの。

この問題の解決には、アンビエント・ローボリューム・ミュージックが有効です。アンビエントミュージックは、構造化されたビートよりも音色を重視しているため、普通の音楽のように積極的に聴く必要はありません。

その結果、仕事の集中力が高まり、気が散るのを防ぐのに役立つことがわかっていると、Psychological Research Journalは説明しています。

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オフィスワークと同じく、リモートワークでも時間管理は難しいものです。Atlassianによると、オフィスでは、多すぎるメール、無意味な会議、頻繁に入る邪魔などによって、本当に生産的といえるのは勤務時間全体の60%以下なのだそうです。

ホームスクールをしていたり、ルームメイトと一緒に住んでいたりすると、リモートワークの時間管理はさらに大変になります。また、家に自分しかいないのだとしても、数分ごとに立ち上がって掃除を始めてしまったり、宅配便が届いたり、近所の人が何をしているか気になったりと、集中を妨げるものには事欠きません。

仕事中に無駄な時間を過ごさないために、Harvest、Toggl、Clockifyなどの時間管理アプリを利用しましょう。こうしたアプリでは、時間の使い方のレポートを見るだけでなく、プロジェクトの期限をモニターしたり、1週間のスケジュールを確認することもできます。

身体面でも、精神面でも、こうした対策を講じることで、仕事のパフォーマンスが向上するだけでなく、これからもずっと続くリモートワークをより快適に、より負担の少ないものにできるはずです。リモートワークが好きになるかもしれませんよ(まだ好きでないとしたら)。

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792円

Source: PeerJ Journal,The Manifest,Ben Martynoga氏,Statista,Ladders,Psychological Research Journal,Atlassian

Originally published by Fast Company [原文]

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