科学的にも証明されていることですが、何かを成し遂げなければならないというストレスや緊急性が少しでもあるときに、もっとも生産的になります。

たしかに、来客の予定があるときは家の掃除が捗る一方、そういった予定がない場合は散らかった家をすぐに片付けようとは思えないもの。掃除をいつまでも先延ばしにすることもできますが、それはあまりいい考えではありません。

それでは、「引っ越しメソッド」で緊急性を演出してみるのはどうでしょう。

「引っ越しメソッド」で片付けを促進

『Embrace Your Space』の著者であり、Real Simpleの副編集長でもあるKatie Holdefehr氏が最初に考案した「引っ越しメソッド」は、目的意識を持って片付けをする方法です。

著書で詳しく説明されていますが、方法論としては架空の「引っ越し日」を設定し、本当に引っ越しをするつもりで荷物を分類します。本当に引っ越しをするように振る舞うのがポイント。期日を設けることが、片付けの後押しになります。

コア4メソッドの方法と同様、この方法にも実際に箱を使うべきです。引っ越しをするときと同じように、クローゼットや引き出し、部屋からすべてのものを取り出して並べ、カテゴリーごとに箱詰めします(少なくとも分類をします)。

小さい部屋から着手

まずは小さな部屋からはじめ、1つの部屋の「引っ越し日」を決めて、片付けスケジュールがひっ迫しないようにしましょう。

収納場所からすべてを引っ張り出して箱に分類したら、それらの取捨選択を決断する必要があります。各アイテムやアイテムのグループを考えて、「私が引っ越しするとしたら、これを新居に持っていく価値があるだろうか?」と自問するのです。

引っ越し業者に量に応じて料金を支払っていると想像してみてください。あなたの手元にあるものは、彼らに支払う価値がありますか?

荷造りし、運び、荷解きし、素敵な「新しい」スペースに戻す価値があるのならそのまま所持し、そうでなければ処分しましょう。

引っ越し初日を再現

荷物が入っていた収納スペースを掃除したあとは、引っ越し気分になるための作業に取りかかります。

クローゼットの掃き掃除やホコリ取り、引き出しの中を拭き掃除し、収納スペースをすべて、新しい家で使うようにきれいにします。そして、保管すると決めたものを元の場所に戻します。

整理整頓された、荷物のない場所での引っ越し初日と同じような体験ができるので、このメソッドの終わりには、ほとんど新しい物件に引っ越しをしたような気分になるはずです。

「引っ越しメソッド」は時間をかけても有効

多少の時間がかかるかもしれませんが、長い目で見れば得だということを覚えておいてほしいと思います。

荷造りした箱を数日間部屋に置いておき、必要なときには手が届くが、そうでなければ視界にも心にも入らない"まるで煉獄のような場所"に置いておく価値があるかどうか、問い直すことができるのです。

数日後、保管を考えていたものを再考しましょう。もしその中のどれかが本当は役に立たないと自覚があれば、片付けがさらに捗るはず

なんにせよ、「引っ越し」の日が迫っているという偽りの切迫感は、片付けの良い動機付けになります。

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