誰もが常にもっと生産的になれる方法を探していると思いますが、自分の健康や幸せについては見落としがちです。

おもしろいことに、自分をいたわることは仕事で生産性を保つベストな方法のひとつです。

今回は、仕事での成果を最大にしつつ、同時に健康でもありたい人に、その方法をお教えしましょう。

常に生産的でいるのは不可能

私たちは働きすぎが成功の指標として見られる時代に生きており、それは文化にも根付いています。

ほとんどの職場では、タイミングよく仕事を頑張ることが求められていますが、常に生産的でいるのは不可能だというのも事実です。

人間が常に集中するのは限界がある、というのはよく知られています。ポモドーロ・テクニックが生まれたのもそのためです。

クリエイターは、仕事をする時間と休む時間を決めておくことで、最大限に仕事を終らせることができると考えました。

人間の体には超日周期リズムがあり、心拍数や脳波の活動、覚醒などを含む、1日のうちの自分のエネルギーレベルをコントロールしています。

1時間仕事をすると、このレベルが下がり始め、体が休息を求めます。睡眠や食事、水分補給が必要なのと同じように、人間にはそのような仕組みが備わっているのです。

では、必死でがんばると決めたらどうなるのでしょう?

1日で集中力が落ち、単純なミスをし始めます。しかし、このようなことを続けていると、疲労困憊し、意欲を失い、仕事ができなくなる、燃え尽き症候群になる可能性があります。

今後の生産性のために健康を優先する

「ローマは1日にしてならず」と言うように、働き過ぎに関して、この考え方は本当に助けになります。

常にやらなければならない作業があっても、それはいつか終わります。ですから、自分のペースで仕事をし、すべてを詰め込まなければならないというプレッシャーを取り除くことが、長い目で見ると有効です。

自分の健康を優先するための時間を取ることには多くのメリットがあり、そのひとつが生産性を高めることです。

記憶力が増し、クリエイティブで独創的な考えができるようになり、心穏やかで、仕事に対する満足感もより感じられるでしょう。

たくさん仕事をすれば、それだけ成果が上がると思い込んでいるかもしれませんが、今自分をいたわることで、徐々にバランスのとれた成果が得られるという効果があります。

つまり、日常的に行き詰まり、回復するための時間を必要とするのではなく、パフォーマンスがより着実で安定するという見返りがあります。

生産性は、仕事を完了させるために必要な大事なものですが、自分を良い状態に保つこともその一環です。

健康を優先させる方法

自分を良い状態に保つには、きちんと健康でいるための簡単な手順を踏むことです。1日の中で小さな変化を起こすことで実践でき、そこまで時間はかかりません。

まず、仕事とプライベートの境界線を引きましょう。

時には残業することも必要かもしれませんが、頻繁にやらないほうがいいです。

その日の出来事から脳を切りかえるために、リラックスの時間だとわかる活動を行います。

パソコンを目につかないところに仕舞う、洋服を着替える、犬の散歩に出かけるなど、些細なことで構いません。

人間は習慣の生き物です。

仕事終わりのルーティンがあると、明日やらなければならないことに囚われず、今その瞬間のことが考えられるようになります。

昼休みをきちんと取ることも同じで、1日を分けて休むことがでるようになります。

リラックスしたり、ゆるんだりするのが難しかったり、休息の時間がもっと欲しい場合は、「Headspace」のようなアプリを使ってみましょう。

このアプリには、ストレス、睡眠、自己肯定感などのための、様々な瞑想のガイドやリラックスできる音声のクリップがあります。クリップは1分程度なので、時間がなくても、頭に残っている不安や心配事から健全に解放されるはず。

定期的にマインドフルネス瞑想を実践すると、ストレスレベルや不安が驚くほど軽減され、より良い精神状態、集中力、効率性などに効果があります。自分の心のケアと日常的な生産性を同時に実現する簡単な方法です。

マインドフルネスって何?効果と実践法 「マインドフルネス」という言葉、 近ごろ耳にすることが多くなりましたよね? マインドフルネスとは瞑想に近いものですが、お気づきの通り、メディアで取り... https://www.lifehacker.jp/2018/04/what-is-mindfulness-and-why-is-everyone-talking-about-it.html

または、瞑想が苦手な人は、日記を付けることで、その日の出来事を立ち止まって振り返る時間を取り、より良い健康状態に持っていくことができます。

過度に生産的な考え方の問題点は、次やるべきことを考え過ぎるところです。

日記を付けることでそれが中断され、その時の自分の気持ちを振り返ったり、考えたりすることになります。

どうやって始めればいいのかわからない人は、好きなように書けるシンプルなレイアウトのデジタル日記アプリ「Daylio」を使ってみましょう。

アプリが今の気分や、その日のやったこと、目標にしたいことなどを聞いてきます。

いつ何度でも使えますが、考え過ぎたり、働き過ぎたりしがちな時期に活用するのがおすすめです。

ストレスや不安の対処に。用途に合わせた癒しがもらえる瞑想アプリ【今日のライフハックツール】 自宅に閉じこもっている時間が長くなったうえに、否が応でもネガティブな情報に触れる状況で、不安になるなというのは無理でしょう。危機意識を持つことや現状... https://www.lifehacker.jp/2020/04/lht_simple-habit.html

考え方を変えること

仕事で良い成果をあげたい人や、卓越した何かを残したい人は特に、生産性と健康のバランスを取るのは難しいものです。しかし、良い仕事をしたいというモチベーションが、不安や心配が元になっているのが問題なのです。

それでは、仕事に対して決して満足できないサイクルに陥るだけです。

全力で仕事をした時しか良い結果が残らないと思っていると、すぐに疲弊してしまいます。今この仕事をすべてやらないと、うまくいかないかもしれないと考えるのではなく、無理のない時間とペースで仕事が完了するところを想像してみましょう。

自分の健康を優先すると、仕事は1日のうちの一部にすぎないという考え方に変わります。

そして、自分の体に必要なものに意識を向けると、バランスが取れ、より健全に仕事に取り組むことができます。

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Source: Headspace

Original Article: How to Balance Productivity and Wellbeing by MakeUseOf