リカバリーウェアというジャンルの服を広告などで目にすることが増えてきた。着るだけで疲労回復や筋肉のコリ軽減などの効果があるとされているが、果たして本当だろうか。

以前から疑問に思っていたので、自身で試すことにした。

今回選んだのはRecoverypro Lab.のリカバリーウェアだ。

リカバリーウェアはトップスだけで1万円を超すものが多い中、Recoverypro Lab.のリカバリーウェアは4389円と比較的手ごろな価格だったのが決め手だった。

リカバリーウェアの仕組み

Recoverypro Lab.リカバリーウェア 長袖クルーネック

そもそもリカバリーウェアとは、どんなものを指すのだろうか。

厚労省によれば、「血行改善による疲労回復等を行う目的で使用する、体熱等を伝導及び吸収し、一定程度の遠赤外線として放出する機能を持たせた衣類形状の医療機器」とのこと。

つまり、自分の体から出る遠赤外線を生地が体にはね返すことによって、体が温まって血行が促進され、疲労回復やコリの軽減につながるということだ。

Recoverypro Lab.のリカバリーウェアの場合は、生地にセラミックを定着させた繊維を使用し、体から出る遠赤外線を体へはね返す仕組みになっている。

一週間実際に着てみた

実際に着用すると一見普通の長袖Tシャツに見える。

第一印象としてはサラッとした肌触りで、生地にはコットンが20%含まれているので着心地も悪くなかった。ただ、着てすぐには普通の服と違いは感じられなかった。

身長178cmの筆者の場合はLサイズでちょうどよかった。脇の部分が余裕のある作りになっているので締め付け感がなくリラックスしやすそうだ。

背中の部分にはタグがあり、自分は気にならなかったがプリントであればより肌への違和感も少なくなりそうだ。

即効性は感じられなかった。しかし…

早速このリカバリーウェアを着用して一晩寝てみたが、正直違いは分からなかった。サラッとした肌触りと余裕のある身幅のおかげで、快適な寝間着ではあるという印象だ。

しかしながら、長期間使い続けると、少しずつ変化らしきものを感じてきた。

目覚めてから起き上がるまでの時間が、このウェアに変えて以降、少し短くなっているように感じる。

それは単に着心地の良さが快眠につながっているだけかもしれないが、以前よりも活動に移るまでが身体的にスムーズになったような感覚がある。

着用1週間では筋肉のコリやハリの改善は分からなかったが、快適な睡眠にとってプラスであることは体感できた。

睡眠の質や疲労回復の度合いは、個人差やその日の体調に左右される部分も大きいだろう。

私は即時的な効果を感じられなかったが、今後も着続けることで変化をより実感できるかもしれない。

肌触りや余裕を持ったシルエットのおかげでシンプルに部屋着として着心地が良いということもあり、結果としてはこれからも着続けたいと感じた。

執筆・撮影:森亮太

Source: 宝島社

Business Insider Japanより転載(2025.02.22)