『第71回NHK紅白歌合戦』の特別企画への出演が決定したシンガーソングライター・玉置浩二のスペシャル番組が、2021年1月3日にWOWOWで放送される。

1973年に地元・旭川でロックバンド・安全地帯を結成。井上陽水のバックバンドとして上京し、1982年にメジャーデビューした玉置。『ワインレッドの心』『悲しみにさよなら』といった大ヒット曲を世に送り出し、ソロでも音楽はもとより、俳優・タレントとして活躍。35年もの間、日本のポップス&エンタテイメントシーンの最前線で君臨してきた。

作詞・作曲から楽器演奏までトータルに手掛けるマルチミュージシャンとしての破格の才能と、囁くようなウィスパーボイスからエネルギッシュなパワーボイスまで変幻自在の表現力をもつ歌唱は、山下達郎に「日本で最も過小評価されているミュージシャン」、Mr.Childrenの桜井和寿に「天才であり最も尊敬するミュージシャンのひとり」と言わしめ、スキマスイッチの大橋卓弥やいきものがかりの水野良樹も自身への多大な影響を語るなど、ジャンルや世代を超えて多くの人々を魅了している。

近年は国内外の主要オーケストラと共演するビルボードクラシックスクラシックス公演を実施。バルカン特別編成交響楽団に管弦楽作品『歓喜の歌』を謹呈するなど、新たな音楽的冒険を展開している。

ライブ好きとしても知られ、持病を抱えながらも年間何十本もの公演をおこなっている彼。2020年はライブ活動こそままならなかったが、12月23日には多彩なアーティストに提供した楽曲のセルフカバー集となる6年ぶりのニューアルバム『Chocolate cosmos』 をリリース。その比類なき存在感を見せつけた。

今回のスペシャル番組では、今年11月25日に東京「セルリアンタワー能楽堂」でおこなわれたライブを放送。神聖な舞台で通常のライブでは取り上げる機会が少ない隠れた名曲を中心に披露したスペシャルなパフォーマンスで、玉置浩二のさらなる魅力を発見したい。日時は1月3日・夜8時からWOWOWライブにて。

文/井口啓子