2021年1月31日に開催される『第40回 大阪国際女子マラソン』(カンテレ・フジテレビ系全国ネットで生中継)の見どころについて、アテネ五輪・女子マラソン金メダリストで本大会の解説を務める野口みずきが語った。

大会には、東京オリンピック代表の前田穂南選手(天満屋)と一山麻緒選手(ワコール)が出場を表明。

また、今大会は国外選手や外国籍ペースメーカーの招待が困難なことから男子ペースメーカーを起用。日本代表として世界陸上に出場した川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損害保険)が参加。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、公道を使用せず長居公園内の周回コースで、2005年に野口みずき選手がマークした日本記録2時間19分12秒の更新に挑む。

今大会の見どころについて野口は、「東京五輪に決まった2選手が出場することと、もしかしたらこの大会で日本記録が出るかもしれないという期待感がいつもよりも大きい」と話す。東京オリンピック代表の前田選手と一山選手について「それぞれ個性があって性格も違いますが、高い意識を持っているので、切磋琢磨できていると思います。高橋尚子さんや私たちの時代のように、誰が走ってもオリンピックで戦えたような時代が戻ってきたような感じがします」と印象を話す。

またコース変更について、自身は周回コースでのフルマラソンの経験はないとしながらも、「ペースを刻みやすいということと、公園の中だと高い木もあって風よけになる」というメリットを挙げ、男子ペースメーカーの起用を踏まえ「私自身が日本記録を出したときも男女混合の大会でしたし、男子ペースメーカーについていって出た記録なので」と改めて記録への期待を込めた。

さらに「五輪に決まった選手にとっては、記録を出してはずみをつけてほしいです。彼女たちにとっても、もし記録が出たら気持ち的にもポジティブになれると思うし、世界と戦えるという自信にもなりますから」と、自身の記録を16年ぶりに塗り替えるようエールを送った。

最後に「オリンピックに決まった選手も出ますけど、その選手だけじゃなく自己記録を更新する選手が多数出るように思います。ぜひぜひレベルアップした女子のマラソンに注目してください。大阪できっといい記録が大量生産されるような気がします」とアピールした。
 
大会の模様は、1月31日昼12時から放送される。また、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」でライブ配信を実施。あわせて「大阪国際女子マラソン【公式】YouTubeチャンネル」でお笑い芸人の四千頭身やマラソン前日本記録保持者の渋井陽子らが『YouTube裏生実況』を実施し、マラソン初心者も楽しめる企画を展開する予定。