大阪出身のエンタテインメント劇団「劇団☆新感線」による舞台『月影花之丞(つきかげはなのじょう)大逆転』が今春、東京・大阪で上演。1月25日に会見がおこなわれ、本作が新感線初参加となる俳優・浜中文一がその心境を語った。

関西ジャニーズJr.在籍時の2016年に『50 Shades〜クリスチャン・グレイの歪んだ性癖〜』で舞台初主演を果たした浜中。2017年にJr.を卒業した後、2019年の再演でもその過激な舞台で主演を務め話題を集めた。

その舞台を観劇し、浜中の演技に魅了されたという新感線座長・いのうえひでのり。「清潔感のある変態という役が、すごくハマってたんです。彼はこういう人じゃないか? と思ってたら、ほかの舞台で観るたびに印象が変わるので、演技スキルが高いのではないか」と評価する。

演劇の世界を舞台に描かれる『月影〜』は古田新太を主演に、阿部サダヲ、木野花、西野七瀬らが出演。浜中が演じるのは、芝居にすべての情熱をささげる月影花之丞(木野)が率いる劇団に、ある事情で潜入した捜査官だ。

今回の出演について浜中は、「古田さんと阿部さんは、『木更津キャッツアイ』のドラマの役がすごく印象に残ってて。その2人と一緒に舞台をさせてもらえるのは、本当に嬉しいです」と、憧れの先輩たちとの共演に声をはずませた。

新感線といえば歌や踊り、激しい立ち回りなど、かなり身体を動かす舞台という印象。浜中も、「新感線の稽古はキツイと、いろいろ聞いていた」というが、実際は「僕の役は、意外と全然動いてない。古田さんと阿部さんの方が動いてらっしゃって、申し訳ないなあという気がします」と、ちょっと拍子抜けしたそうだ。

その代わり課題となってるのが「ツッコミ」だとか。「初めてのツッコミ役なんですけど、舞台でやるツッコミの感じがあまりわからないので、そういうところを面白くできるようにやりたいなあと思っています」と意気込みを見せた。

本作は2月〜4月の東京公演の後、大阪は4月14日〜5月10日に「オリックス劇場」(大阪市中央区)で上演。チケットはS席・SD席14800円、AD席11000円、22歳以下2200円で、3月7日に発売される。

取材・文/吉永美和子 写真/田中亜紀