ウィーン発の大人気ミュージカル『エリザベート』が、宝塚歌劇団雪組での日本初演から25周年を迎え、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』が、4月5日から5月5日まで大阪と東京で上演される。

宝塚の歴代出演者がさまざまなバージョンで競演、全27回の公演でほぼ毎回キャストが違うため、幅広く3公演のライブ・ビューイング、6公演のライブ配信が決定。さらに全バージョン収録のDVDが発売されることも発表された。

5年ぶりの開催となる今回の『エリザベート スペシャル・ガラ・コンサート』は、2014年上演の花組メンバーと、2016年上演の宙組メンバーが新たに加わっているのが特徴。

生中継では元宙組トップスターの朝夏まなと、元花組トップスターの明日海りおが、当時のトートの衣装で再び「黄泉の帝王」に挑む「フルコスチュームバージョン」が披露される。

最初のライブ配信は「フルコスチューム’16宙組ver.」の4月7日17時公演。2017年に宝塚を退団後、女優として目覚ましい活躍を見せる朝夏が、エリザベート役の実咲凜音たちを相手にどのようなトート像を見せるか楽しみだ。

5月1日のライブ配信&ライブ・ビューイングでは、元星組トップスター・北翔海莉のフランツ、花組時代に朝夏と多数共演した現雪組トップスター・望海風斗のルキーニという豪華な配役も実現した。

明日海りお主演の「フルコスチューム’14花組ver.」では、明日海の相手役だった蘭乃はなと花乃まりあ、2人のエリザベートの回をライブ配信(4月10日・24日)。4月24日17時公演はライブ・ビューイングもおこなわれる。明日海はトップお披露目公演となった当時とは、また違った味わいのトートで魅了するのではないだろうか。

さらに2014年の花組公演ではルキーニを熱演した望海風斗は、宝塚歌劇団を4月11日に退団後、今コンサートに参加。初めてトート役に挑む「アニヴァーサリースペシャルバージョン」の5月3日17時・5日13時千秋楽公演がライブ配信され、千秋楽は映画館でも生中継される。

卓越した歌唱力の持ち主で、自身の初コンサート『NOW! ZOOM ME!!』では『エリザベート』の「私が踊る時」を堂々と披露した望海が、同期の夢咲ねね(ACT1)・明日海りお(ACT2)が演じるエリザベートを相手に渾身のステージを繰り広げる。

なお5月5日の公演には、七海ひろき(ルドルフ)、純矢ちとせ(ゾフィー)、大月さゆ(マダム・ヴォルフ)と、ほかにも同期の89期生がそろっているのが心憎い。

映画館でのライブ中継は各回5000円、3月29日より先行抽選販売開始。全6公演のライブ配信は、各回4000円(「Go To イベント」適用で3200円)。「Rakuten TV」などで配信される。3月29日より発売開始。詳細は公式サイトへ。

公演DVDは全バージョンを収録した3枚組で13200円。4月5日初日の「アニヴァーサリー25周年スペシャルver.」を全編収録、そのほかの「フルコスチュームver.」や「アニヴァーサリーver.」がダイジェストで収録される。9月24日発売予定。

文/小野寺亜紀