宮城県気仙沼出身のヒロインが気象予報士を目指す姿を描く、連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK)。6月26日は、「大人たちの青春」と題した第6週(6月21日〜25日放送)を振りかえる。

登米市の森林組合で働くヒロイン・百音(清原果耶)は、事務所と隣接する「よねま診療所」に通院している田中知久(塚本晋也)と言葉を交わすようになる。プロのカメラマンらしいと噂される田中は、実は百音の父・耕治(内野聖陽)と旧知の仲なのだが、百音にはまだそのことを知らせないでいた。

そんななか森林組合では田中から木製のダイニングテーブルとイスの注文を受ける。仕事で彼が営む喫茶店を訪れた百音は、そこで両親と田中が旧知の仲だと知って驚く。田中によると、出会った当初は母・亜哉子(鈴木京香)の方が父・耕治に夢中で、耕治の方はそっけなかったのだという。今の両親の姿からは想像できない話に、お正月の帰省先で妹・未知(蒔田彩珠)に報告しながらも馴れ初めの続きが気になってしまう百音であった。

年末年始を迎え、いよいよ百音にとって最初の気象予報士試験の日がやってくる。ひとまず試験を終えるも合否が分かるまでしばらく気を揉む日が続くなか、田中から受けていたダイニングテーブルセットの注文が突然キャンセルされる。心配した百音が彼の自宅を訪ねると、そこには肺がんの病状が悪化した田中の姿があった。百音は担当医の菅波(坂口健太郎)になんとかできないかと相談するが、菅波はいつになく頑なな態度をとる。

その後、百音はもう一度テーブルとイスを作らせてもらえないか田中に頼んでいた。田中から別れた家族のことを聞き、どうにか力になれないかと悩む百音は、菅波に再度相談するがはねつけられてしまう。しかし、自分自身へのいらだちを百音にぶつけてしまったことを後悔した菅波は、田中にある提案をする。百音と菅波、それぞれの思いを受け止めた田中は・・・。

今週は、トムさんこと田中と向き合う医師・菅波の言葉が話題に。積極治療を拒否する田中に、「一日でも長く生きたいって思う日もあれば、もう終わりにしたいって思う日もある。当然です」と寄り添いながら、「ただ、もしそんなふうに毎日考えが変わってしまうなら、結論を先延ばしにできる治療を続けておきませんか。積極治療っていうのは、明確な目標を掲げた前向きな治療のことばかりを言うんじゃないと僕は思うんです。迷う時間を作るための治療だと思いたいです」と訴えた菅波。

SNSでは「菅波先生、これまで何度も挫折を味わったんだろう」「誠実な人なんだな」「その思いがトムさんに届いてよかった」などコメントが相次ぎ、「菅波先生」がトレンド入りするなど注目を集めた。

本作は、宮城県気仙沼出身のヒロインが天気予報士を目指し、ふるさとに貢献する道を探す物語。放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からで、土曜日は宮城県出身のサンドウィッチマンがその週を振りかえる。