「夢」をキーワードに人生の輝く瞬間を浮き彫りにするドキュメント番組『LIFE 〜夢のカタチ〜』(ABCテレビ)。7月10日放送回では、「出張写真館」という珍しいスタイルを貫く写真家に密着する。

毎月全国各地で「いとう写真館」と名付けた撮影会を開催している、写真家の伊東俊介さん。家族を写す記念写真をモノクロフィルムで撮影し、「モノクロフィルム写真」の魅力を伝えている。伊東さんの撮影会は、かしこまった「記念写真」のイメージとは全く違う和やかな雰囲気で、毎回予約で一杯になるという。

大阪・寝屋川出身の伊東さんは、京都の大学を卒業後に写真スタジオのアシスタントを経験し、フリーカメラマンになってからは広告写真のほか、劇団や舞台関係の仕事にも携わるように。そして、2005年に今のスタイル「いとう写真館」をスタートした。

伊東さんが事務所を構えるのは、枚方市にある築100年のノスタルジックな木造家屋の2階。小学校の教室1つ分ほどの広さに、これまで撮った写真やネガフィルムなどをすべて保管しているという。

撮影したフィルムはモノクロ銀塩の専門ラボ「スタジオ5」へ。ここでは、伊東さんが「神技を持つ光の魔術師」と絶賛する、モノクロプリント一筋50年の勢井さんが手作業で現像し、手焼きプリントで写真を仕上げている。いくつもの工程を経て、ようやく1枚の写真が完成する。

今回は、そんな15年以上続く撮影会に密着。新人アシスタントと共に福岡での撮影会に臨む伊東さんは、フィルム文化を次の世代へつなげたいという思いで、新しい試みをおこなうことに。この模様は7月10日・昼11時から放送され、ナレーションは俳優・佐々木蔵之介が務める。