宮城県・気仙沼市の亀島で生まれたヒロイン・百音が、気象予報士として成長する姿を描いた連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK朝ドラ)。9月28日の第97回では、百音が下宿先「汐見湯」を去る場面が放送され、SNSでは「泣きそう」「汐見湯のみなさんありがとうございました!」といった投稿が相次いだ。

幼なじみのすーちゃんこと明日美(恒松祐里)や大家の菜津(マイコ)らに見守られながら、百音(清原果耶)は「汐見湯」に感謝を伝える。去り際に、百音と恋人の菅波(坂口健太郎)を描いた絵をプレゼントする菜津。さらに「宇田川さんが昔描いた絵なんだけど、よかったら新しい職場にって」と、もう1枚の絵を贈る。

辛い過去を抱え人前に出ることができず、百音や明日美の前に姿を見せることは無かった宇田川。それでも、物音を立てて百音に別れを告げる宇田川に、菜津は「出ては、こない。ごめんね、これが精一杯」「これでも私たちは前に進んでると思うの」と語るのだった。

ツイッターのトレンドには、「宇田川さん」「宇田川さんの絵」といったワードが浮上。視聴者にも正体が分からないまま東京編での出番を終えたが、「人に見られたくないと言っていた自分の絵をくれただけでもうれしいよ」「宇田川さんを引きずりださない、このドラマの優しさが好きだ!」「この作品はどこまでも、その人本人にとって生きやすい在り方でいいんだと繰りかえしてくるなぁ」など、最後まで登場しなかったことに好意的な意見が多く寄せられた。

『おかえりモネ』放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。放送は2021年10月30日までの予定。

文/つちだ四郎