宮城県の気仙沼市で生まれ育ったヒロインが、気象予報士として成長する姿を描いた連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK朝ドラ)。9月29日に放送された第98回では、亮と百音の会話に「息止まった」「容赦ないです」などの投稿が続き、ネット上では騒然となった。

東京で気象予報士として活躍していたが、故郷の亀島が突風に襲われたことをきっかけに地元へ戻る決意をした百音(清原果耶)。幼なじみの亮(永瀬廉)や三生(前田航基)らが百音の家に集まり近況を報告しあった第98回では、亮が「何で帰ってきたの?」「東京にいればよかったのに」と、百音に尋ねる場面が放送された。

仕事が順調で結婚を控えていたにも関わらず、気仙沼に戻ってきた百音。「どうしても戻ってきたかった」と話す百音に、「地元のために働きたかった?」とさらに問いかけた亮は「ごめん。きれいごとにしか聞こえないわ」と言い放つ。幼なじみ同士の和やかな会話から一転、緊迫した場面となったことからSNSでは、「思わず息を飲んでしまった」といった投稿が相次いだ。

かつて震災によって母を失った過去を持つ亮の台詞だけに、「りょーちんが言うからこそなおさら胸を刺す言葉」「ずっと地元で頑張ってきた人に『綺麗事』と言われても仕方ない」といった意見も。一方で「良くも悪くもりょーちんはモネに甘えすぎでは。そしてモネもなんでも受け止めすぎでは」「モネも軽い気持ちで帰ってきた訳じゃない」という声もあり、波紋を呼ぶ展開となった。

放送後の情報番組『あさイチ』では、MCの博多華丸・大吉や鈴木菜穂子アナウンサーによる「息止まっちゃいましたね・・・。黒いりょーちんが」などの朝ドラ受けが話題となり、ツイッターのトレンドにも「りょーちん」「きれいごと」が入った。『おかえりモネ』放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。放送は10月30日までの予定。

文/つちだ四郎