宮城県気仙沼出身のヒロインが気象予報士として成長する姿を描く、連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK朝ドラ)。10月2日は、「気象予報士に何ができる?」と題した第20週(9月27日〜10月1日放送)を振りかえる。

故郷に帰る決心をしたヒロイン・百音(清原果耶)は、社長(井上順)の計らいで地方営業所扱いとして「ウェザーエキスパーツ」の社員のまま気仙沼に戻ることとなる。百音はともに仕事に励んできた同僚の莉子(今田美桜)や内田(清水尋也)、野坂(森田望智)、そして上司の朝岡(西島秀俊)たちと互いの健闘を祈り、テレビ局や会社を後にする。

引っ越し前夜、百音は同居人で幼なじみの明日美(恒松祐里)と飲み明かす。地元と東京に対する率直な考え方を話し始めた明日美は、地元に戻らない自身のことを「薄情かな」と呟く。百音は「そんなこと思わなくていいんだよ」と伝え、これまで明日美の存在に救われてきたと話す。一方で明日美は百音が島に戻りたいと思えるようになったことを素直に喜び、互いの本音を語らいながら東京最後の夜は更けていった。

翌朝、百音は「汐見湯」の大家・菜津(マイコ)から餞別の品を受け取る。それは菜津が描いた百音と恋人・菅波(坂口健太郎)のスケッチと、かつて宇田川によって描かれた色鮮やかな絵画だった。こうして2019年11月、「汐見湯」の人々に笑顔で見送られて百音は東京から旅立つのだった。

気仙沼へ帰ってきた百音は、気象の仕事で地元に貢献するためにさっそく市役所の各部署へ売り込みに出掛けていく。「気仙沼市役所出張所」を訪れた百音は、市役所に務める幼なじみの悠人(高田彪我)の紹介で、観光・はまらいん課課長の遠藤克敏(山寺宏一)と出会う。

百音が遠藤と話していると、そこへラジオから機械音声による天気予報が流れてくる。ラジオブースへと案内された百音は、災害FMから地域密着型の情報を伝えるコミュニティFMとして生まれ変わった「はまらいん気仙沼」の存在を知る。説明を受け、AIに変わり自分が天気予報を担当できないかと遠藤に申し出る百音。了承を得た百音は、天気予報を中心に市民の人々に役立つ情報をラジオで発信することになる。

その夜、永浦家に幼なじみの亮(永瀬廉)、三生(前田航基)、悠人(高田彪我)が集まり、百音は妹・未知(蒔田彩珠)とともにそれぞれの近況を語り合う。はじめは楽しい時間を過ごしていたが、やがて亮は島に帰ってきた百音に対し、地元のために働きたいというのは「綺麗事にしか思えない」と言い放つ。

ある日、漁協組合長の滋郎(菅原大吉)が「ラジオで告知したいことがある」と百音(清原果耶)を訪ねてくる。滋郎は来週あたりがアワビ漁の解禁日になるであろうとラジオで話す。アワビ漁をおこなうには海の透明度が重要だと知った百音は、滋郎にアワビの開口を予測させてほしいと提案するのだが・・・。

本作は、宮城県気仙沼出身のヒロインが気象予報士として成長し、ふるさとに貢献する道を探す物語。今週から舞台を東京から気仙沼に移し、地域に根ざした気象の仕事を模索していく。放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からで、土曜日は宮城県出身のサンドウィッチマンがその週を振りかえる。放送は2021年10月30日までの予定。