人気漫画『テニスの王子様』の新作映画『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』の舞台挨拶が10月16日、大阪市内の劇場で開催。原作者・許斐剛とスペシャルゲストの声優・津田英佑が登壇した。

今回のイベント『一人ティーチイン in 大阪』では、同作で製作総指揮を務めた許斐が、事前にファンから募集した質問に回答。シリーズ初の全編3DCGアニメ作品となる同作で「主人公・リョーマのビジュアルで1番こだわったパーツは?」と問われると、「目はこだわりましたね」と即答した。

さらに、「原作にできるだけ近いCGを作ってもらいたかったので、リアルな目ではなく、逆に簡素にしてほしいとお願いをしたのですが、なかなか似なくて。CGから漫画の絵に近づけるのがこんなに難しいのかと思いました」とこだわりぬいた過程を明かした。

思いが詰まった同作について許斐は、「この映画自体、全国でテニプリファンが花火を打ち上げるみたいな、みんなでテニプリフェスタをやりたいという思いを持って作ったので、(コロナ禍で)本当にもどかしい」と苦しい状況であることを告白。

「でも、そんななかでも製作スタッフたちが今できる最高の形を模索しながら頑張って、試行錯誤しています。1回でも多くこの映画を観ていただけることが、製作スタッフすべてのパワーにつながります」と前向きに呼びかけた。

同作は、一部シーンが異なる「Decide」と「Glory」の2タイプで公開中。一部の劇場では「無発声応援上映」も実施される。

取材・文・写真/塩屋薫