東京の「サンコー」(本社:東京都千代田区)と東大阪の「ライソン」(本社:大阪府東大阪市)。同じ家電メーカーながら、関東・関西で手を取り合ったコラボ企画『だら活』が今冬におこなわれた。東西の垣根を超えた企業のキャンペーンはなかなか珍しいのでは・・・と気になり、企画を立ち上げたサンコーの商品企画マーケティング部・大塚有紀子さんに話を訊いてみた。

■ なぜ実現? 東西家電メーカーのコラボ

2023年12月からおこなわれた『だら活キャンペーン』は、自宅で寒い冬を快適に過ごすために使いたい調理グッズや防寒グッズを、家電メーカーである両社がユーザーにそれぞれのオススメ商品をプッシュするというもの。

大塚さんによると、両社はどちらも個性的な家電を開発しているという共通点があり、以前からメディアで一緒に紹介されることが多かったのだとか。広報同士で交流もあった両社だが、「サンコー」が以前より「だら活」を推進するグッズを扱い、「ライソン」も同じく自宅で過ごすためのグッズが多いことに着目し、初コラボが実施されることになった。

企画をきっかけに互いのSNSアカウントのフォロワーと交流する機会もあったといい、「フォロワーさんの属性が似ているようで、大変盛り上がりました(笑)」と大塚さん。たしかにキャンペーンで紹介されているグッズを見てみると、「だら活毛布(サンコー)」と「巻くコタツ くるみ(ライソン)」、「おひとりさまフライヤー カラリ(サンコー)」と「せんべろメーカー(ライソン)」など、どことなくテイストが似ているような・・・?

自社商品を「一見、なんだろう?とワクワクしつつ、使ってみると実は役に立つアイテム」と分析する大塚さんに、企画上でのライバルにあたるライソンの特徴を訊いてみると、「他社には真似できない付加価値を加えた『一点突破』な商品が多いと感じます。例えば今回の『せんべろメーカー』や、従来のたこ焼き器とは一味違う大阪の会社ならではの『ギガたこ焼き器』は、社内でも話題になりましたね」と、東西ならではの違いを教えてくれた。

関東・関西と場所は違えどユニークな家電を開発する両社。大塚さんに次回以降の展開について訊いてみると、「機会があれば、また共同で企画をおこないたいです!」とのこと。今後のコラボに期待だ。

取材・文/つちだ四郎