世界の美術作品を歌とアニメで紹介するNHK Eテレの番組『びじゅチューン!』(毎週火曜19:50〜)。そのイベント『びじゅチューン!タウン』が8月2日から「梅田ロフト」(大阪市北区)でおこなわれ、初日には開店と同時に親子連れが殺到。作品で紹介されている歌を口ずさみながら、ワークショップを楽しむ姿が見られた。

毎回5分間の番組では、オリジナルソングと曲の趣旨解説をもとに、モチーフとなった有名美術作品を紹介。作詞・作曲・アニメーション・歌すべてを手がける兵庫県出身のアーティスト・井上涼の目の付けどころが独特で、たとえば菱川師宣の「見返り美人図」は、見返り過ぎて高速ドリルになっちゃう女性、エドヴァルド・ムンクの「叫び」は、一日の疲れをいやしたい人が集まってくる名物ラーメン屋台・・・など、もともと美術作品を見るのが苦手だったという井上が「もっと興味や親しみを持ってもらえるように」と、美術を見て思ったままをそのまま歌とアニメーションに。2013年の初放送から50作品以上を紹介しており、ポップなイラスト、奇想天外な歌詞、耳に残るメロディーで繰り広げられるアニメがクセになると、子どもだけでなく、大人もハマっているという。

今回の企画展では「梅田での開催なので、番組で今までに取り上げた美術作品のなかから関西にあるものをたくさん展示しました」と井上さんが言うように、大阪ならではの展示も充実。グッズフェアということもあり、会場限定描き下ろしの「キャンバスアートパネル」や先行販売商品の「ミニアートタオル」など、番組に登場するキャラクターのグッズが約320種類揃う。また、会場では懐かしい「ペタペタ焼き」(ビニール焼き画)や、オリジナル布バッグ制作のワークショップが毎日おこなわれるなど体験型の企画も多数なので、夏休みに親子で楽しんでみては。入場無料。