兵庫のJR伊丹駅から徒歩すぐ、11月23日にオープンしたばかりのどらやき専門店「キツネイロ」。地元の人はもちろん遠方から訪れる人々で昼には売り切れてしまい、早くも入手困難な存在になっている。

取材当日に1番に並んでいた大阪の女性は、「伊丹で働いている主人が、いつも行列の店があると言っていたので訪れました。今回は2回目ですが、初めてのときは1時間半も並びました。体にやさしく、おしゃれで、日持ちするのもうれしいです。今日は手土産用にも購入したくて」と、すでにリピーターの姿も。

こちらは大阪の岡町と北新地に店を構えるおはぎ専門店「森のおはぎ」の姉妹店。添加物を使用せず、趣向を凝らした餡が人気で、催事では即完売するほど。これまでの餡の技術を生かし、その新展開として店長を務めるのは、10代の頃からどらやき屋さんをオープンしたかったという社員・田中純子さんだ。

「全国のどらやきを食べ歩き、クリームなどを使った和洋折衷のものは多いのですが、和だけでバリエショーンを作りたくて、数年前からレシピ開発を続けていました。和菓子の錦玉寒(きんぎょくかん)をもとに果物の味を最大限に生かしたオリジナルのフルーツ寒がようやく完成したんです」。どらやき専用にみずみずしい餡、やわらかく口溶けの良い生地を目指して、今も閉店後は毎日レシピを改良しているとのこと。

全6種類のなかで、一番人気は北海道小豆あん160円。若い女性に人気なのは木苺寒にバターあんと小豆を組み合わせた真っ黒な竹炭生地240円だ。春には桜、ヨモギ、日本茶など、季節ごとの味も展開予定とのこと。営業時間は午前10時から売り切れ次第終了、月火休み。

写真/エレファント・タカ(商品)