大阪府と大阪市、関西経済連合会など関係団体が1月29日、『万博の桜2025実行委員会』を設立。委員長に建築家の安藤忠雄氏が就任し、2025年開催の『大阪・関西万博』に向け、2025本の桜を植樹する。

今回の取り組みは、寄付などにより桜を大阪府域の公園などに植樹。4月1日から寄付(1口1万円)を受け付け、植樹された桜には寄付者のネームプレートが設置される。

臨海部に植樹される桜は塩害に強いオオシマザクラ、内陸部では病気に強く、樹形がコンパクトなジンダイアケボノを中心とするなど、植樹する場所の特性に合わせた品種が選ばれるという。

今年は万博まで5年の区切りに加え、1970年の万博から50周年、1990年の『国際花と緑の博覧会』から30周年の節目の年。

委員長となった安藤氏は、「1970年の万博同様、素晴らしいものをレガシーとして残したい。1本の桜に家族全員の名前が刻まれるとなれば賛成してもらえる。府外、海外にも広げていきたい」と語った。

副委員長の吉村知事は、「開幕が4月13日に前倒しになり、桜が満開になる時期になる。2025本の桜で国内外からの来場者を迎え、終了後も春の桜が咲くころにネームプレートとともに万博を思い出していただきたい」と期待を寄せた。

取材・文・写真/岡田由佳子