マイボトル普及に向け、大阪府が府内の体育館や図書館といった公共施設や観光・集客施設などに「給水スポット」を設置することを発表。象印マホービンやタイガー魔法瓶ら事業者と連携し、府内多数の施設での設置を目指すという。

2019年1月に「おおさかプラスチックごみ宣言」を大阪市と共同でおこなった大阪府。今年4月からはプラスチックごみ削減に向けた調査や啓発を実施予定で、そのひとつがマイボトル普及に向けた取り組みとなる。

日本は、ひとり当たりのプラスチック製容器包装の廃棄量がアメリカに次いで2番目に多く、日常的にマイボトルを使用している人は約3割。しかしその一方で、マイボトルの所有率は7割という調査がある。

持っていても使用しない人は、6割が「重い、荷物になる」と回答。また、日常的に使用している人の7割は、「飲料代を節約したい」という理由をあげた。この現状を踏まえて、府では民間事業者と連携してマイボトルを持参しやすい環境を作っていくという。

大阪府の吉村洋文知事は、「大阪市、堺市にも協力を要請し、大阪府下全域に広げる。マイボトル利用者を増やして、プラゴミの少ないやさしいまちづくりを目指していきたい」と話す。

今回、事業者、NPO、行政など17の事業者や団体で構成される「おおさかマイボトルパートナーズ」を立ち上げる予定。2月20日のキックオフ会議で、具体的な給水スポット目標数などを決定するという。

取材・文/岡田由佳子