9月の定例記者会見で、奈良県の荒井正吾知事が「奈良県コンベンションセンター」(奈良県奈良市)での『まちびらきイベント』の開催を発表した。

もともとは、4月1日の奈良県コンベンションセンター開業にあわせ、県民へのお披露目として開催予定だった同イベント。新型コロナウイルス感染拡大によるイベント自粛で延期され、約半年遅れの10月31日、11月1日に開催される運びとなった。

奈良県コンベンションセンターには、天平広場をはじめ、奈良県初進出の「奈良 蔦屋書店」、7月22日に開業した外資系ホテル「JW マリオットホテル奈良」、9月28日に移転が完了した「NHK奈良放送局」が併設されている。荒井知事は、「まちのにぎわいと交流の複合拠点なので、複合性という特色を今後に活用できるよう最初のイベントとしてもっていきたい」と意気込む。

イベントのテーマは「奈良の歴史・魅力の再認識と新発見!」。天平広場では、JW マリオットホテル奈良によるフードイベントや、蔦屋書店による『本と奈良の雑貨、蔦乃葉市(つたのはいち)』、金魚すくい体験などがおこなわれる。コンベンションホールでは、県内各市町村・観光協会の特産品販売や観光PR、会議室では奈良県の魅力発信に繋がる講演会が開催予定。

さらに、新型コロナにより開催中止が発表された今年の『奈良マラソン』に代わり、天平ホールで『奈良マラソン〜2020年RUN〜トップアスリート講演会』が開催され、オリンピック銀・銅メダリストの有森裕子氏らが登壇する。

同施設の今後の活用について、荒井知事は「(屋根がある)天平広場やコンベンション大ホールを立体的に活用すれば、雨が降ってもお子さんに安心して来てもらうことができる。奈良には今までそういう拠点がなかった。お祭りというのがひとつのキーワードになってくると思う」と説明。

また、県内にスケートリンクがない現状から「秋・冬に季節性のあるイベントができたら。個人的には、冬に天平広場をスケートリンクにできたらと思う。臨時の遊び場を作って、ファミリーが来られるイベントをキーコンセプトにしたい」と思いを語った。

『まちびらきイベント』は、10月31日・9時30分から17時、11月1日・10時から17時。

取材・写真/いずみゆか