奈良県は26日、新型コロナウイルスの陽性者を新たに55人確認したと発表。前日比でマイナス35人となったものの、重症対応病床は残12床と、切迫した状況が続いている。

隣接する大阪府、京都府に発出された「緊急事態宣言」期間が25日に始まったこともあり、週末には他府県ナンバーの車でにぎわった奈良県。23日には、奈良市が独自の対策として、飲食店に営業時間の短縮を要請。生駒市も同日、市独自の「感染拡大緊急警報」を発令するなど、感染拡大に対する周辺エリアの危機感はピークに達している。

26日には、奈良市の仲川げん市長がツイッターで、「この土日、特に緊急事態宣言初日の日曜日は奈良公園周辺の人出が明らかに増えています」と投稿。さらに、「奈良は大丈夫、という間違ったメッセージが伝わってしまっている事を危惧します。GW中の府県を跨いだ往来は自粛をお願いします」と呼びかけている。

県は、大阪などへの不要不急の往来を控えるとともに、緊急事態宣言発出区域からの不要不急の来県を自粛するよう促しているが、SNSではその対応の遅さに不満の声が散見される。