GWの大型連休を前に4月28日、新型コロナウイルスの感染拡大が続く大阪府が定例会見を実施。感染拡大の防止に向け、吉村洋文知事が「GWは自宅で過ごしてください」と呼びかけた。

大阪府における直近1週間の感染状況は、前週増加比が1.01倍。値は小さいものの、1日当たりの新規陽性者が平均1125人と高止まりとなっている。

重症化しやすい60代以上の新規陽性者が増加し、また若い世代も重症者と死亡者が急増。330床ある重症病床のうち306床が埋まり、軽症中等症で受け入れられた病院で重症の治療を継続している人が69人、他府県で受け入れしている人が1人いるため、重症者は計376人で病床は極めて厳しい状況だ。

4月23日におこなわれた対策本部会議で発表された想定では、病床のひっ迫は大型連休中となる5月5日頃が最大の山場になると予想しており、感染拡大を抑えるため、府はJR西日本や阪急電鉄など主要公共交通機関に対して減便や終電時刻の繰り上げ実施の協力を依頼。

府民に対しても、できるだけ外出を控えること、特に大型連休中は「集団での」BBQ、キャンプなどのレジャー、路上・公園などでの飲酒をやめ、自宅で過ごすよう改めて要請している。

吉村知事は、「若い世代の重症者や死亡者も増加している。人と人との接触を減らし、感染リスクをなくしていくことが重要。最後は1人ひとりの行動。感染対策の徹底をお願いする」と呼びかけた。

取材・文・写真/岡田由佳子