7月7日におこなわれた大阪府の対策本部会議において、11日に期限を迎える「まん延防止等重点措置(まん防)」の延長を国に要請することが決定。感染が明らかに拡大傾向にあること、高齢者の2回目のワクチン接種が完了する7月末までは急拡大を抑えること、を理由に挙げた。

緊急事態宣言からまん防に移行後、人出は第4波前の3月とほぼ同じに。現在の大阪府の感染状況は、7日間の新規陽性者数が1日平均で113人、直近2週間前と比較すると1.15倍の増加傾向にある。

府の分析では、人流が拡大すると遅れて新規陽性者が増加する傾向にあり、これから夏休みなど感染機会が増加することで感染拡大の可能性が高くなると予想。

こういった点を踏まえ、府の健康医療部・藤井睦子部長は、「ワクチン接種を希望する高齢者の接種が完了する7月末までは、医療提供体制のひっ迫を防ぐ取組みが必要」と意見した。

さらに吉村洋文知事も「デルタ株に置き換わってきており、集中して警戒すべき期間がまさに今。国に対してまん防の延長を要請したい」と発言。会議では、満場一致で延長要請が決まった。

府は同日午後に、まん防延長を国に要請。最終判断は、8日に予定している国の対策本部会議で決定される。

取材・文・写真/岡田由佳子