新型コロナウイルスの感染が落ち着くなか、大阪府が10月27日に実施した定例会見で第6波に向けた病床の準備状況を発表した。

「インテックス大阪」6号館で整備が進められる「大阪コロナ医療・療養センター」では、すでに整備済の無症状・軽症患者用の病床500床に加え、新しく無症状・軽症患者用300床(男女各150床)と中等症患者用200床(男女各100床)の第2期整備が30日に完了。

感染状況に応じて稼動し、段階的にフェーズ1〜4で30〜200床を運用する体制が確保されることになる。

また新型コロナ患者受入病床について、国から受入増強方針が示されたことを踏まえ、25日時点で重症605床、軽症中等症2838床の計3443床から軽症中等症病床を増やし、3710床を確保する目標を設定。

受入体制の強化が必要な地域(豊能、三島、中河内、大阪市)の医療機関などに確保を要請しているという。

吉村洋文知事は会見で、「今後、感染者が増えるか増えないかは誰もわからない。結果論として将来、まったく(同センターを)使わない状況は十分あり得る。災害級の感染爆発が起こらず、施設を使わなくていいのが社会としては一番いいが、想定を超える波を想定して、動かしていきたい」と話した。

取材・文・写真/岡田由佳子