1月末に100円ショップ「DAISO」の複合店が入店することで、にわかに注目を集めた大阪の高層ビル「梅田DTタワー」(大阪市北区)。実はここ、地上からも地下からも攻略しづらいことで有名な日本最大級の迷宮「梅田ダンジョン」と言われるエリアで、NHKの『ブラタモリ』でも特集を組まれたほどのカオス地帯に位置する。

大阪初の「DAISO」複合店オープンの記事が配信された際も、「DTタワーってどこだっけ?」というコメントがつくほど、関西人でも知ってるようで知らない「梅田DTタワーの行き方」。知らない人にも伝わるよう、周辺を調査した。

■ 近辺利用者なら通じる?「声が響く広場」

この「梅田DTタワー」があるのが、JR大阪駅南側の梅田一丁目で、通称「ダイヤモンド地区」と呼ばれるエリアの一角。近隣のビル同士は地下街(ディアモール大阪、ホワイティうめだ、ドージマ地下センター)で結ばれており、自由に行き来できるだけに複雑に入り組んでいる。

梅田定番の待ち合わせスポット「ビッグマン」や「泉の広場」・・・このような特定の名称が使えれば分かりやすい。しかし「DTタワー」の地下周辺にそれらしきものはナシ。そんななか、関西出身の筆者が目印物として挙げるのが「声が響く広場」である。

X(旧ツイッター)で「この説明で場所が分かるか」とアンケートをとったところ、約5割が分かると回答(ちなみに正式名称は「円形広場」)。この広場から7方向に道が分かれており、JR大阪駅をはじめ、北新地駅や西梅田駅の利用客など、多くの人が行き交う場となっている。「声が響く広場」が分かれば、「そこからすぐ」で説明完了だ。

■ ちなみに一番近い駅は「阪神梅田駅(百貨店口)」

周辺の駅で1番近いのが「阪神梅田駅」の百貨店口(190歩)。次点で「北新地駅」(270歩)、「西梅田駅」(330歩)、JR大阪駅(400歩)。駅を使って説明するとすれば、「『阪神梅田駅』の百貨店口と『北新地駅』の間」(すべて165cmの歩幅)。阪神→北新地の方向に歩いていると、ダイソーのピンク色の看板が遠くからでも分かるほどの存在感で、自ずと目に付く。

■ スイーツ好きには「ピエールエルメのそば」?

世界的に著名なフランス人パティシエ、ピエール・エルメが手掛ける日本限定ショップ「Made in ピエール・エルメ」の関西唯一の店舗も「円形広場」に面した場所に。限定パッケージの商品もあり、オープン時には行列ができるほどの人気で、スイーツ好きには「ディアモールのピエール・エルメの近く」と説明を。

■ 百貨店から直接! 地下フロアからそのままに

「円形広場」から伸びる道のひとつに「阪神梅田本店」地下1・2階に繋がる場所がある。百貨店西側に位置した、地下2階のベーカリーカフェ「ル・プチメック」からすぐの出入り口で、地下街よりも人通りが少ないため意外と穴場アクセスかもしれない。

複雑に入り組む梅田の地下街、ひとえに口頭で場所を伝えるのは難しい。「DTタワーってどこ?」と思っていた方、この説明で分かりましたでしょうか・・・。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部