大阪生まれの即席麺「カップヌードル」の発売50周年を記念して、人気の味を合体させた『カップヌードル スーパー合体』シリーズが9月13日に発売。8つの定番フレーバーの組み合わせ28種から4種類の「合体カップヌードル」が誕生した。

1971年の発売以来、即席麺を代表する同商品だが、近年では「混ぜ合わせて食べるとうまい!」という噂がSNSで話題になるなど、消費者が独自にさまざまな味を組み合わせて楽しんでいるという。そこで今回、「日清食品」が味の組み合わせを研究。定番の8商品を「もっともおいしく食べられる組み合わせはどれか?」を探り、辿り着いた組み合わせと配合で新商品を開発したという。

■ 「日清食品」広報担当さんに訊いてみた

広報担当の青木さんに訊いたところ、最もこだわったのはスープの配合。「合体させる前の2つのフレーバーの味わいを損なうことなく、どちらのおいしさもしっかりと感じられるようなバランスを調整するために試行錯誤を重ねました」という。その言葉通り、どの組み合わせも単純に2つのスープを半分ずつ混ぜ合わせたのではなく、混ぜる比率をそれぞれ変えているそうだ。

スープ比率を意識しつつ、実際に食べてみました。

●「カップヌードル&しお」(スープ比率目安 カップヌードル:しお=1:2.5)

ペッパーをきかせた「カップヌードル」のオリジナルスープと、燻製オリーブの風味がクセになる洋風しお味スープの合体スープ。具材はスクランブルエッグ、味付豚ミンチ、ネギ、エビ、キャベツ、味付豚肉。

ふたを開けた瞬間は「カップヌードル」のスープの香りが主張するも、食べてみるとしょうゆよりも塩の印象がやや強め。麺をすすると燻製オリーブの香りが口に広がり、さっぱりとした味わいだ。

●「カレー&シーフード」(スープ比率目安 カレー:シーフードヌードル=1:4)

魚介のうまみを感じるシーフードスープと、ポークや野菜のうまみ、タマネギの甘味に程よくスパイスが香るマイルドなカレースープの合体スープ。具材はネギ、ポテト、スクランブルエッグ、カニ風味かまぼこ、イカ。

比率が1:4(カレー:シーフードヌードル)なこともあり、通常の「カップヌードル カレー」のドロっとしたスープの要素は少なめ。カレーのスパイスと海鮮のうまみがやさしく調和したマイルドな味なので、スパイシーさが苦手な人や子どもにおすすめ。

●「味噌&旨辛豚骨」(スープ比率目安 味噌:旨辛豚骨=3:2)

3種類の味噌(麦味噌、赤味噌、白味噌)にジンジャーやガーリックなどをきかせた濃厚な味噌スープと、ポークのうまみと甘みに花椒をきかせた濃厚な豚骨スープの合体スープ。具材は味付豚ミンチ、ネギ、きくらげ、赤唐辛子、キャベツ、コーン。

ふたを開けると豚骨の香りが強めながら、食べてみると味噌の香りや味もしっかりと感じられる、パンチがあってやみつきになる味わい。キャベツときくらげの食感も良い。食べたあとの残ったスープには、白ごはんを入れたくなるフレーバーNo.1だ。

●「チリトマト&欧風チーズカレー」(スープ比率目安 チリトマト:チーズカレー=3:1)

トマトの甘みと酸味にスパイスを効かせたチリトマトスープと、デミグラスベースにチーズのコクを加えたまろやかで濃厚なカレースープの合体スープ。具材はトマト、コーン、キャベツ、味付牛ミンチ、チェダーチーズ風キューブ。

カレー感は控えめで、トマトの甘み、チリのピリ辛、チーズのまろやかさが相まって、ひと言で表すなら「ピザヌードル」。パルメザン、エメンタール、ゴーダの3種のチーズが入った「特製チーズパウダー」の香りがたまらない!

紹介した4種すべてが公式でなければ味わえない仕上がりで、ファン必食の内容だ。ちなみに、広報の青木さん曰く、同社の人気No.1は「チリトマト&欧風チーズカレー」で、男性社員の間では「味噌&旨辛豚骨」も人気だそうだ。お気に入りを探してみては?「カップヌードル スーパー合体」シリーズは、コンビニやスーパーで発売中。

取材・文/野村真帆