関西在住のクリエイティブ・ユニット「tupera tupera(ツペラ・ツペラ)」による展覧会『tupera tuperaのかおてん.』が、9月17日より「あべのハルカス美術館」(大阪市阿部野区)にてスタートした。

絵本を中心に幅広い分野で活躍する、亀山達矢氏と中川敦子氏による同ユニット。「心と体が動く展覧会」との思いを込めた本展では、彼らのアイディアとユーモアの源泉である「顔」をテーマに、『かおノート』『こわめっこしましょ』など顔にちなんだ絵本原画150点のほか、新作の立体作品と映像21点が展示される。

目を引くデザインと多彩な色使い、それぞれに添えられた遊び心ある言葉選び・・・。2人の繊細な手仕事とアイディアから生まれた作品たちが一堂に揃い、なかでも大型の立体作品が並ぶ『かおカオス』エリアは文字通りの圧巻空間に。

展示の終盤には、直径約3mの大型福笑い『床田愉男(ゆかだゆかお)』が登場。その場に用意された多数のパーツを自由に使ってオリジナルの顔を作り、天井に設置された大型の鏡を見て楽しむことができる。自らがパーツとなり、撮影するのもおすすめだ。

亀山氏は、「僕たちは日常的によくやっていることなんですけど、公園に行ってまず切り株を探して、その辺におちているものだけで顔をつくる。いい顔できてそこらへんに置いておくと、通りかかったおじいさんとかびっくりしますから(笑)。作品を生み出して掘り下げていく、そんな楽しみを少しでも共感してもらえたら」とコメント。

また中川氏も、「野菜とか食器でも、視点を変えて『この子はどんな性格なんだろう?』って、その顔を想像してみる楽しさがあると思っていて。この展示会は、作品の鑑賞より、そういったおもしろさや遊びを提案できたらなと思っています。なので、見終わってからがスタート。いったんワクワクを持ち帰っていただいて、実践していただきたいですね」と、今回の展示会への思いを語った。

会場内は、すべて写真・動画ともに撮影可能。いろんな「かお」を探し、発見を重ねながら楽しみたい。期間は9月17日〜11月7日まで、一般当日1500円ほか。