ボジョレーヌーヴォー解禁に合わせて「日清食品」(代表:安藤徳隆)が開発した、フランス産赤ワインを使った「日清のどん兵衛」と「日清焼そばU.F.O.」の新商品。11月14日に期間限定発売されたってことで、麺ライターがさっそく実食してみたぞ。

■ 白ごはんではなくバゲットと合う? これまでにない味わい

いずれも「和風カップ麺」と「カップ焼そば」のカテゴリーでNo.1の売り上げを誇るロングセラーブランド。それがフランス産赤ワインを使用したスッペシャルな味に!? てことでさっそく。「日清のどん兵衛 赤ワイン仕立ての欧風ビーフカレーうどん」はビーフの旨みをベースに、11種のスパイスと赤ワインの風味を効かせたとろりとしたカレースープがポイント。

ツルモチ食感の麺に、まろやかなスープが絡み、一口すするごとに確かに欧風カレー、しかも赤ワインの存在感がしっかりとあって、今までにない「どん兵衛」の世界。カップごとスープをグイと仰ぐようにすすれば、なんともリッチな風味に包まれていく。その香りと余韻だけでグラスの赤ワインがスイスイ飲めるじゃあないですか、である。

いつもの「どん兵衛」なら白ご飯と楽しみたいものだが、これは軽くトーストしたバゲットを用意したくなる味。いやもしかして、食パンでもいいかもね、ってほど異次元の味わいで魅了する一杯だ。というか、何か煮込み料理などにアレンジできるんじゃないのか? 有名シェフにアレンジメニュー考えてもらいたいくらい。

■ 鉄板皿でジュージューしたい・・・まるで洋食店

もう一方の「日清焼そばU.F.O. 赤ワイン仕立てのデミグラスソース焼そば」は、同じくビーフのうまみをベースに、赤ワインの風味をきかせた濃厚でコク深いデミグラスソースを絡めて食べる。コシのあるしなやかな中太ストレート麺にデミグラスソースがまったりと絡みつく。これまた赤ワイン、しっかり存在感を放っているのだから、同じく赤ワインをご用意あれ。

お好み次第で、お湯を入れてから4〜5分待って湯切りした柔らかい麺でも旨いかも。しなやかさが増して、ソース絡みもさらにアップ。ソース焼そばとは違うステージに立っている。デミソーススパにして、鉄板皿でジュージューいわせても、きっと成立する味だ。

もちろん解禁したばかりのボジョレーヌーヴォーと一緒に楽しむのが、新し麺好きにとって最高のヌードルタイムとなるに違いない。期間限定てことは、売り切れごめんてこと。ボジョレーヌーヴォーを買いに走るばかりじゃなく、2つの限定麺もさらに確保したいところ。

いやはや2022年秋は、いつもの秋より一足先に師走気分で走り回らねば、ってことになりそうだ。ともに希望小売価格214円。

文/曽束政昭(麺ライター)