京都の重要文化財「平安神宮」(京都市左京区)で光のアートイベント『NAKEDヨルモウデ 2022 平安神宮』が11月18日よりスタート。スマホを使った参加型のアートや仮想空間での「着物ファッションショー」など、初めての試みも。

同イベントは、京都圏全体を一つの庭に見立て、リアルと仮想空間で開催するアートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』のひとつ。クリエイティブ集団「ネイキッド」が手がけ、四季に合わせたライトアップ・音楽・香りで歴史ある庭園を幻想的に彩る人気イベントだ。花型の光が足下を照らし、提灯片手に自らアートの一部となって境内を夜間参拝する。

注目は、インタラクティブな光のアート体験。「尚美館」のプロジェクションマッピングでは、四季の移ろいを表現した演出がお目見え。紅葉のライトアップと共に湖面に反射した幻想的な空間は必見だ。さらに「泰平閣」では、提灯を所定の場所に置くことで回廊に花型の光が表れ、鮮やかになる仕組みもスタンバイ。境内を一周する参拝者をさまざまなアート体験が出迎える。

また今年初の試みとして、京都のキモノデザイナー・JOTARO SAITOとコラボした、メタバース空間の平安神宮が誕生。自分の顔写真を撮影してアバターを生成し、メタバース上の自分に着物や小物を身につけさせ、仮想空間で開催されているファッションショーに参加できるという。

また、現地に行くことが叶わない人も、名前入りの灯籠を仮想空間で奉納できる。ネイキッド代表の松村亮太郎氏は「海外からのお客様も含めて色々な方が日本の文化に触れる機会になる『ヨルモウデ』となれば嬉しい」と語った。

期間は12月25日まで。時間は夕方5時半〜夜9時半(来場は8時50分まで)。料金は当日券中学生以上1800円(金・土・日祝は2200円)ほか。

取材・文・写真/宮口佑香