温帯低気圧に変わった台風15号の影響で、静岡県内では各地で土砂災害などの被害が確認されています。
掛川市では、土砂崩れで40代の男性が死亡しました。

台風15号は午前9時に温帯低気圧に変わりましたが、静岡県内では23日夜から24日未明にかけて線状降水帯が発生して猛烈な雨となり、「記録的短時間大雨情報」が16回にわたって発表されました。
22日午前5時の降り始めから24午前11時までの雨の量は、静岡市駿河区で419.5mm、静岡市鍵穴で410.5mm、藤枝市高根山で410mmなどとなっていて、平年の9月1カ月で降る雨の量を超えています。
掛川市遊家では土砂崩れで住宅が倒壊し、この家に住む男性(45)の死亡が確認されました。
土砂による圧迫死だということです。
このほか袋井市で1人の死亡が確認され
県などによりますと、この台風の影響でこれまでに死者1人、行方不明者1人、3人が軽いけがをしています。
一方、川根本町によりますと、町と静岡市などをつなぐ道路の複数個所で土砂崩れが発生していて、町全体が孤立状態になっているということです。

送電線の鉄塔が倒れ大規模な停電

「足久保上空です。
土砂崩れで山肌があらわに。
送電線があるが鉄塔が倒れている。
たどっていくともう一つも倒れています」

中部電力によりますと、県内では静岡市葵区を中心に一時最大で11万軒余りで停電が発生しました。
葵区足久保口組地内の送電線の鉄塔2基が土砂崩れで倒れたことが原因だということです。

静岡市清水区では断水 給水車出動

また、静岡市清水区では大規模な断水が発生していて、静岡市は午後3時から生涯学習交流館など9カ所で給水車を使って給水を行っています。