コロナ禍で停止している国際クルーズ船の受け入れが、静岡市の清水港でも2023年3月に再開する見通しとなりました。街はどう受け止めているのでしょうか。

国際クルーズ船が再開

斉藤鉄夫 国土交通大臣(15日):「(感染対策に関する)ガイドラインが策定され、我が国での国際クルーズの受け入れ再開に向けた準備が整いました。各クルーズ船会社が寄港を予定している港の関係者と受け入れに関する協議を行い、合意を得た上で順次運行することとなります」

ダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナのクラスターが発生し、2020年3月以来停止していた国際クルーズ船の受け入れ。国土交通省は15日の会見で順次再開させると発表しました。ガイドラインでは乗客の95%以上に2回のワクチン接種、全ての乗組員に3回の接種を求めています。

国際クルーズ船の運航は12月15日に横浜を出発する客船「にっぽん丸」のモーリシャスクルーズから順次再開される予定です。

清水港でも…

クルーズ船による旅行消費額は年間およそ800億円と推計されていて、地方での経済効果も大きいということもあり、清水港でも再開に向けての動きが…。

県は地元の関係団体などと安全が確保できるか協議したうえで、前向きに準備を進める方針です。

日本国際クルーズ協議会によると、再開が決まれば2023年3月1日から清水港へ寄港する予定です。

3年ぶりの再開の見通しに、街の人は…。

清水区民(30代):「喜ばしいことだと思う。コロナウイルスの影響が大きいので、ちょっとでも(清水が)にぎわうことができたらいいなって。いつまで経ってもコロナに怯えて何もできないじゃ経済もストップするので、もう割り切るしかないかなっていう感じ」

清水区民(70代):「とてもうれしい。この辺(清水駅前)もにぎやかになると思うので。やっぱり船・港の街なので、船が着いてくれるのがうれしい。前は外国人の人とかいっぱい着物を着て歩いていた。いないですよね、今はこの通り。さみしい」

清水区民(20代):「前からだいぶ(感染者が)増えてきてはいたので、感染対策とかを気を付けてもらってだったらいいのかなというのが正直なところ。ただ(感染者が)増えてはきているので、またこの感染拡大が怖いなっていうのは感じる」

清水駅前銀座商店街でも…

以前はクルーズ船で来た観光客も訪れていたという清水駅前銀座商店街。ここに並ぶ店からは、喜びの声が…。

中澤園茶舗
中澤利雄 店主:「もう非常にうれしい。ニコニコしている。この通りでもいろんな歓迎行事をしているし、そこの呉服屋さんの前では着付けの体験コーナーもやっている。(ダイヤモンド・プリンセス号が)翌日清水に来るはずだったから、それからずっと3年間…」

Q:みなさん心待ちにされていた?
中澤利雄 店主:「もう待ってます」