JR東海が2027年の開業を断念したリニア新幹線をめぐり、工事に伴う環境への影響について市民に理解を深めてもらう出前講座が31日、静岡市で開かれました。

 この出前講座は、リニア新幹線と南アルプスの自然環境について考える市民団体が開きました。講師を務めたのは、県でリニアに関する業務を担当してきた静岡市の織部康宏環境政策監です。国の有識者会議は「トンネル掘削工事で、南アルプスの植物などに影響が及ぶ可能性はない」と結論付けています。これに対して、織部環境政策監は有識者会議のシミュレーション結果は不確実性があり、地下水が低下すると植物が影響を受ける可能性もあると指摘しました。