任期満了に伴う静岡県熱海市の市長選挙は、現職の斉藤栄氏(59)が5回目の当選を果たしました。
しかし、投票率は44パーセントと過去最低となりました。
5期目に抱える課題とは。

「バンザーイ」
現職と新人の一騎打ちとなった熱海市長選。
現職の斉藤栄氏(59)が新人の泉明寺みずほ氏(51)の2倍以上となる9708票を集め、5回目の当選を果たしました。

●斉藤栄氏(59)
「伊豆山土石流災害の復興。あるいは宿泊税の導入等々。
皆さまにお約束した公約を力強く、斉藤市政として前へ力強く進めてまいりたい」

一夜明けて熱海市役所では斉藤氏に当選証書が付与されました。
斉藤氏は改めて伊豆山地区の復旧・復興に力を入れていくことを強調しました。

●斉藤栄氏(59)
「私にとっての責任は伊豆山の被災エリアの復興。来年の夏の終わりまでに 警戒区域を解除してお帰りになりたいという方の帰還を実現させると。
これを果たすことが私の責任であると考えている」

ただ、今回の選挙の投票率は44.33%と統計が残る戦後の中で最低の数字になりました。

●斉藤栄氏(59)
「選挙戦まで非常に限られた時間。いわゆるリードタイム。
そういったものが短かったのかもしれないという点が一つある。
選挙戦を通してずっと訴えかけたんですが、なかなかそこには結び付かなかった。
大変これは政治家にとっても大きな課題というかテーマだと思う」

斉藤氏は出馬表明から選挙戦までの時間が短かかったことを一つの要因として挙げました。
その一方で市民は次の4年間に何を求めているのでしょうか。

●60代男性(斉藤氏に投票)
「伊豆山の災害のところを整備して住めるようにしてあげたほうがいい。自分が住んでたところが急に住むところが無くなってしまうと、やっぱり老人ホームとかそんなところに行ったりしなくちゃいけないから。
それだったら、自分が生まれ育ったところに住めるようにしてやった方が僕はいいと思う」

●80代女性(斉藤氏に投票)
「熱海の観光のことも考えてもらって、観光会館を作ってもらえばもう少し人を寄せることができると思う。
熱海市民も網代行ったり、MOA行くにも交通費がかかるから、できればそういうものにぜひなんとかしていただきたい」

伊豆山の復興と観光地再生という大きな課題を背負った斉藤氏。
あさってから5期目の任期が始まります。