川勝知事「(態度表明は)来週早々で準備」

6月に迫った静岡県知事選挙。7日午後、注目の動きがありました。これまで知事選について明言を避けていた川勝平太知事が取材にこたえたのです。

Q.知事選への態度表明いつされる?
静岡県 川勝平太知事(午後2時半すぎ):「いまは相談をして、来週早々ということで準備している」
Q.13日の定例記者会見?
川勝知事:「その時が一番いいかもしれませんね」
Q.どんな態度を表明される気持ち?
「すいません、次の公務もあるので…」

13日の定例会見で知事選への態度を表明すると明言した川勝知事。関係者によりますと、川勝知事はリニア問題や新型コロナ対策について、県政の継続に強い意欲を示しており、13日は、4期目を目指した出馬表明会見になるとみられています。なぜ、このタイミングになったのでしょうか。

告示2カ月前も誰も手を挙げず…浜松市長擁立の動きも

6月3日告示の知事選をめぐっては、告示まで既に2カ月を切っていますが、7日までまだ1人も出馬を表明していない異例の事態となっていました。

こうした事態を受け、浜松市の鈴木康友市長の行政手腕を評価する県内の政財界の一部が、鈴木市長の擁立を検討していることがわかったのです。

鈴木市長は浜松市出身の63歳、民主党衆議院議員を経て、2007年の浜松市長選でスズキの鈴木修会長らの支援を受けて初当選しました。

おととしの市長選では行政区再編の推進などを訴えて、自民党県連が擁立した候補者らを破り4選を果たしました。自民党はこれまで鈴木市長と選挙などで争ってきましたが、菅総理と鈴木市長は議員時代からの旧知の間柄として知られています。

自民の独自候補の擁立作業は難航

自民党県連 中沢幹事長(先月17日):「未来にふさわしい知事が誕生するべきだと思う」

Q.擁立作業は今どれくらいの状況?

中沢幹事長:「全くノーコメント」

自民党は、知事選の独自候補の擁立作業が難航しており、関係者によると鈴木市長が出馬を決断すれば支援に回る可能性があるということです。

立憲・渡辺県連代表「ここで出ないと言ったら、天地がひっくり返る」

一方の川勝知事は7日まで新型コロナ対策を優先するとして、4期目を目指して出馬するかどうか明言を避け続けてきました。

これまで川勝知事を支援してきた人たちは…

渡辺周立憲民主党県連代表:「常識的に考えれば、もう告示まで2カ月。ここで出ないと言ったら、天地がひっくり返ることになるので、大騒ぎになるでしょうし、県政混乱する。ただ、政治家が選挙に出るということについては、信念や理想とするところを『こうであるから支援してくれ』ということがないと。自動参戦装置のように黙っていても応援してくれる雰囲気ではない」

一部で鈴木市長を推す声も上がる中、急転直下、きょう川勝知事は13日の定例会見で態度表明を行う方針を示したのです。

関係者は、川勝知事が正式に出馬を表明すれば、鈴木市長擁立は難しくなるのではないかとの見方を示しています。

静岡県知事選挙は6月3日告示、6月20日投開票です。