林輝彦アナウンサー:
「今月20日に緊急事態宣言が解除される方針であることが分かりました。きょう17日も熱海には大きな荷物を持った観光客と思われる人の姿があります」

県外からの観光客は

『宣言解除』の方針について、県外からの観光客は…。

東京都20代
「旅行だよね。(解除されても)あんまり変わらないと思ってて、自分たち自体正直。緊急事態宣言をやったからとか、やりすぎて感覚が鈍っちゃってると思う、自分だけじゃなくて、他の方々たちも。だから観光客もどんどん多くなってきてるんじゃないかな」

東京都60代
「(緊急事態も蔓延防止も)あんまり代わり映えのしない措置だと思っている。1年半以上たったら、気分的に慣れちゃったかな。熱海は東京から近いので久々に来てもいいのかなと」

こちらの2人はすでにワクチン接種を2回終えたといいます。

千葉県70代
「とても気持ちがスッキリ癒されました。本当にコロナ長かったから、今も続いているけど。旅行も行きたい気持ちは常にあったので、きょうは来られたので、叶ったかなって思う」

東京都60代
「重症化しないかも、という安心感は少しあって、このくらいの旅行だったら許されるのかなというので出てきた」

ワクチンの接種が加速する中で、人の流れにも変化が生まれているようです。

商店街では 「お酒飲みながら歩く人が…」

駅前商店街にある四角い形が売りのシュークリーム店を訪ねると…。

シュークリーム店
「緊急事態宣言が解除されても、蔓延防止は継続するところは当然あるので、それに伴って飲食店はまだ制限が完全にとれるわけじゃないと思うので、正直不安はあります」

6月は例年、観光客が少ないそうですが、緊急事態宣言の影響もあるのか、最近の平日は特に人の出がまばらだといいます。

感染予防は互いに気を付けているといいますが、中には気のゆるみからか、観光客のふるまいで気になる点も。

シュークリーム店
「お酒を飲みながら歩かれる方がちょっと多いかなという印象がある。これから、また感染が増えたりしないかなと不安もありつつ、少しでもいろんな業種の方、上に向けるような、それぞれいい方向にいけたらと思う」

そんな思いも込めて、最近、制服を明るいピンク色に一新しました。

シュークリーム店
「ちょっと暗い話題が多いので、例年の同じ制服じゃなくて、ちょっと気持ち盛り上げて商店街、明るくいければなみたいな感じでアロハシャツにしちゃいました」

Q.評判はどうですか?

A.「上々(笑)。今まではワクチンが無かった分、これからは少し変わってくると思うけど、引き続きこちらとしては感染防止対策をしっかりやりながら営業していければ」

ホテルには宿泊客が去年より戻り…

熱海駅から車で15分ほどのホテルでは、緊急事態宣言の解除前ですが、宿泊客は去年よりも戻ってきているといいます。

ホテル代表取締役
「去年は見合わせていた人が今年は出始めていると思う。夕食の時にお酒の注文を受けれますかとか、そういった質問が多くなってきてます。なので、やはり我慢しきれなくなって出てきているのはすごく感じる」

先月からは県内からの日帰り客も増加。緊急事態宣言が解除されることで、客の増加が期待できる一方で、その戻り方に大きな不安を抱えていました。
ホテル代表取締役
「たかが外れるというか、徐々にならうれしいけど。一気に人の流れが活発になるということは、感染予防対策をしていても防ぎきれなくなってくる。一気に変化があるのは怖い。少しゆるゆるとリフレッシュしていただきたいと思うのが本心」

客のニーズに合わせた取り組みをしていきたいというホテル。この秋には、より良い景色と自然を感じられる新館の建設を予定しています。

Q.この時期の増築は勇気がいることだと思うがどうして?

ホテル代表取締役:「元々計画はあったけど、コロナで半年くらいずれた。こういう海と自然の中でゆっくりしてリゾートで過ごしたいというお客様が多くなったのかなと思ってますし、コロナが始まって、ここは守りに回るよりは1歩前に進んで新しいニーズと新しい時代に沿った施設を作るのが大事だと思う」

「守るより攻める」。

コロナ禍で売り上げが減ってはいるものの、この1年の苦境を前向きにとらえているといいます。

ホテル代表取締役:
「コロナの中でも宿泊客が毎日来てくれるんですよ。この最悪の状況の中でも毎日お客様が来てくれるというのは、逆に自信になりました。コロナが解消されればさらに来るんじゃないかって期待がたくさんあります」