静岡県では8日、新たに220人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。こうした中、県は国に対して緊急事態宣言の延長を要請し、政府は先ほど、静岡県など19都道府県の延長の方針を固めました。

静岡県の川勝平太知事は8日、国に対して、「これまでに経験したことがないほど県内の医療提供体制がひっ迫した状態が続いている」として、県内に出ている緊急事態宣言を延長するよう文書で要請しました。

緊急事態宣言は今月12日までが期限でしたが、政府は8日、静岡県など19都道府県の緊急事態宣言を30日まで延長する方針を固めました。

新規感染者220人 死者2人

8日の新規感染者は220人で、先週水曜の半数以下と減少傾向が続いています。自治体別では静岡市が70人、浜松市が32人、富士市が15人、焼津市と磐田市がそれぞれ13人などです。

また、浜松市などで、いずれも入院中だった患者2人の死亡が確認されました。県内の死者はこれで188人です。

コロナ患者搬送担当の保健所職員が感染

浜松市では保健所の職員1人の感染が確認されました。この職員はコロナ患者の搬送などを担当し、業務の中で感染した可能性もあるとみられています。

新たなクラスターは1件で、沼津市の事業所で9人が陽性となっています。

病床使用率は西部が49・1%、中部が56・6%、東部が59・2%、県全体では54・4%、重症者用は34・4%となっています。また、1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は、53・1人となっています。このように県内では減少傾向ではあるものの、依然として新規感染者や病床使用率が高い水準にあります。