富士山のハザードマップが改定され、シミュレーションの結果、溶岩流が到達する市街地の範囲が広がり、スピードも早まることが分かりました。

3月26日午後、静岡県と山梨県、神奈川県との協議会が開かれ、最新のシミュレーション結果が報告されました。
富士山のハザードマップは2004年に作られましたが、新たな科学的知見が蓄積されたことや、シミュレーション技術が進歩したことなどから、3年前から改定に向け協議が行われてきました。
これまで溶岩が噴出する恐れのある想定火口は主に山頂付近でしたが、ふもとに近い場所でも噴出が想定されています。このため、ふもとの静岡県富士宮市や山梨県富士吉田市などの市街地に溶岩流が到達するまでの時間が早くなり、静岡市清水区蒲原周辺や沼津市、清水町の一部にも到達する可能性があることが報告されました。
県は今後、ハザードマップを元に広域避難計画を作る予定です。

富士山火山防災対策協議会
川勝平太会長:「噴火の影響を受ける地域は、正しく恐れることが必要。これをベースに市町と協議を重ねて避難計画を作っていく」

富士山ハザードマップ検討委員会
藤井敏嗣委員長:「どのようなことが起こるかまだ分からない。臨機応変に対応するには火山現象についての知識を持つことだと思うのでハザードマップを活用してほしい」