静岡県 川勝平太知事(1月4日):「私たちは危機に直面しております。言うまでもなく静岡、全国のみならず、全世界を襲っている新型コロナの感染拡大を食い止めることができない。危機でございます。もう一つは静岡県特有でございますけど、リニアに関わる危機がございます。リニアに関しては、人の命・生活・産業・経済、そして多くの生物の命をいかに守るか」

「新型コロナとリニアの危機に直面している」

年頭の会見で、新型コロナと並んでリニア問題を「静岡県の危機」と位置づけた川勝知事。去年、大井川の水問題をめぐり膠着状態が続いたリニア問題について、知事は年末、ある人に手紙をしたためたのだといいます。
静岡県 川勝平太知事(1月4日):「意を決して菅首相にお手紙を書いた。南アルプスの自然を守るべしと、地域住民の理解を得るべしと。2つのことが明確になるまでは、事業を凍結すると。静岡工区については、事業凍結の宣言するのが望ましいと考えるという書簡をしたためました」
菅総理宛てに「事業を凍結するのが望ましい」と書いた手紙を送ったというのです。

「総理に会うのは困難なので、手紙にした」

静岡県 川勝平太知事(1月4日):「西伊豆に有名なあめ屋があり、そこからたくさんのあめが届きました。それを開けてみると、そこに菅総理のかわいい似顔絵と、(妻の)真理子さんのペアのあめがあったので、それをペアで入れましてぜひ頑張ってくださいという書簡をしたためた」
手紙は総理夫妻の似顔絵入りのあめを同封して、大みそかに投函したといいます。なぜこのタイミングだったのでしょうか?

静岡県 川勝平太知事(1月4日):「11月13日に安倍前総理にリニア問題について説明する機会があった。その時に安倍前総理が、今は自分の手を離れているからと言ったのが印象的だった。安倍前総理でなければ、菅総理になるわけであります。菅総理にお目にかかるのはなかなか困難、難しいので手紙にした」

2027年の開業は絶望的とみられるリニア新幹線。川勝知事の菅総理への手紙が、事態打開の糸口になるのでしょうか。

(1月8日放送)