静岡県では12月27日、静岡市で県内初めてのオミクロン株感染者が判明し、その後も感染確認が相次いでいます。

4日午後、2022年最初の会見を開いた川勝平太知事。オミクロン株による感染拡大に警戒感を示しました。

静岡県 川勝平太知事:「オミクロン株が静岡県下でも8例報告されていて、他地域においては広まる傾向がある。こうした情報をにらみながら、危機管理を徹底したい。防疫体制については検査と、感染した場合には医療提供体制の充実が必要。医療提供体制は第5波にまさる形での準備を整える」

1日には県の管轄で新たに3人の感染が判明。この3人の濃厚接触者から3日にも新たに4人の感染も確認されました。重症者はいませんが、全員が入院しています。

感染経路が特定されているとして、県や静岡市は市中感染ではないとしていますが、気がかりなこともあります。

静岡県健康福祉部 後藤幹生参事(1日):「勤務先が米軍キャンプ富士の従業員の方で、そこでの感染と保健所は判断しています。キャンプ富士では感染者がこの方も含めて10人出ているという報告が、12月29日にキャンプ富士から出ている」

御殿場市にあるアメリカ軍キャンプ富士での感染です。県内のオミクロン株感染者のうち1人がキャンプ富士の従業員で、この1人をきっかけに濃厚接触者4人のオミクロン株感染が確認されています。

12月29日時点で、この従業員のほかにアメリカ軍の海兵隊員9人が感染。キャンプ富士において感染が広がっている可能性もありますが、県に対するアメリカ軍からの情報提供は、その後行われていないそうです。

静岡県健康福祉部 後藤幹生参事:「軍属・軍人の方に関しては、米軍で検査をしていて、その陽性は米軍が発表していくので、本県では詳細がわからない」

Q.その後、広がりがあるかどうか情報は入っている?

A.「いまのところ県には入っていない」

全国的な広がりを見せているオミクロン株。3日は神奈川、埼玉、岐阜、岡山で、4日も奈良県で初めての市中感染が確認され、全国21の都府県ですでに市中感染が起きています。

静岡県健康福祉部 後藤幹生参事:「ある一定の割合で、オミクロン株に感染して本県に戻る方がいるというふうに想定せざるを得ない状況ですので、1月4日の仕事始めから1週間から2週間で急速に感染者が増えるということを非常に懸念している」