暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となり、非常に激しい雨となりました。静岡県内各地で道路の冠水や床上浸水・停電などの被害が出ました。

森町で浸水被害 浜松市など一部地域に避難指示も

視聴者提供映像 「結構だよねこれ、なかなか」

「止まっちゃうと困るな」

浜松市を走る車から撮影された映像。道路一面が茶色く濁った水で覆われています。浜松市中区では午前7時57分までの1時間で、78.5ミリの非常に激しい雨が降り7月の観測史上最大となりました。また御殿場市でも、午前10時18分までの1時間で79.0ミリと観測史上最大の雨となりました。
25日午後4時の降り始めから26日午後4時までの雨の量は、静岡市鍵穴で162.0ミリ、藤枝市高根山で150.5ミリ、浜松市中区で145.5ミリ、森町三倉で136.0ミリ、伊豆市天城山で130.5ミリ、御殿場で118.5ミリなどとなっています。

竹内一夫カメラマン:「午前8時を過ぎました。森町です。大雨により川が氾濫し道路にまで達しようとしています」

県によりますと森町のグループホーム「たんより」で、近くの用水路から水が溢れ床上浸水の被害が出ました。けが人はいませんでした。施設の入所者ら17人は、近くの施設に避難したということです。

「たんより」施設管理者
片松清司さん:「この辺りくらいまで(水に浸かった)。最初だんだん水がたまってきたので、消防署に電話したら署員が来てくれて、 避難は『風の杜(近隣の介護施設)』にお願いして…」

この雨の影響で浜松市や湖西市の一部地域に避難指示が出されました。

落雷による火災や停電も

一方、浜松市西区雄踏町では午前8時すぎ「落雷によって火災が発生した」と近所の人から消防に通報がありました。火はおよそ6時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅がほぼ全焼したほか隣接するアパートの外壁の一部が焼けました。全焼した家の76歳の男性は、左腕などに軽いやけどをしました。

近所の住人:「遠くではなく近くで(雷が)鳴っていて、絶対これ落ちるよねって言っていて。ベランダ見たら白煙が上がっていてしばらくしたら黒煙に変わって、近くで見に行ったらすごく燃えていた。落雷がピンポイントで落ちて一軒燃えちゃうというのはやっぱ怖い」

また御殿場警察署によりますと、落雷の影響で一時全館停電となりました。非常用電源を使って対応していますが、復旧のめどは立っていないということです。このため運転免許証の即日交付が出来ないなど影響が出ています。

このあとも今夜遅くにかけては南からの湿った空気が流れ込み続けるため、雨の降りやすい状況が続く見込みです。27日午後6時までの24時間に降る雨の量は西部・中部・東部で100ミリ、伊豆で60ミリと予想されています。引き続き低い土地の浸水や
河川の増水、土砂災害に注意が必要です。