ノコギリのような大きな歯に、獲物を狙う鋭い目つき。17日、静岡県河津町にある動物園「iZoo」やってきたのは、世界最大の「人食いワニ」として恐れられる「イリエワニ」です。

来園したワニは、マレーシアの動物園で飼育されていたオスとメスのイリエワニ。午前8時すぎに成田空港から厳戒態勢で到着しました。メスの大きさは体長3m、重さ100キロほどですが、オスは体長5.1m、重さ800キロと、日本で飼育されているワニの中で最も大きいといいます。非常に凶暴で、人を含む大型の哺乳類を食べることもあるというイリエワニ。

スタッフも、慎重に水槽へと移そうとしますが、なかなか入ってくれません。

ようやく水槽へと入ったイリエワニ。近くで見ていた実習生も大興奮です。

iZoo実習生
「初めて見たので、驚きしかない。独特な緊張感がある」

Q.そろそろ触りたいのでは?
A.いや、そう…ですね…。体験してみたい、どんな感触なのかは。

このイリエワニを日本で展示することを決めたのは、iZooの白輪剛史園長。マレーシアでこのワニを見て一目ぼれをしたそうです。

体感型動物園「iZoo」 白輪剛史園長
「このワニが生息しているボルネオ島では人と一緒に共存している、このワニが。そういうところで生活するということも考えながら見ていただければ良いと思う」

今後の目標は巨大ワニの繁殖。コロナ禍で疲弊している地元の観光産業の起爆剤としても期待しています。

体感型動物園「iZoo」 白輪剛史園長
「ワニって想像では大きくなると思うかもしれないが、実際に見ないとわからない。これを見ていただいて、我々スタッフが驚いた同じ感動を味わっていただきたいと思う

河津町の「iZoo」に搬入された2頭のイリエワニは、6月26日から一般公開される予定です。

(6月17日放送)