台風8号はこの後、静岡県内に最も近づき、上陸するおそれが出ています。

高橋諒記者:「午前11時半すぎの静岡市です。現在、さほど風は強くないんですが、道路をたたきつけるような雨が降っています。そして、道路は車が通るたんびに水しぶきがたっていてます。水が溜まった影響で道路と歩道の境目が分からなくなっています」

11日午前10時の降り始めから13日午後1時までに観測された雨の量は静岡市鍵穴で340.0ミリ、伊豆市天城山で320.5ミリ、静岡市有東木で310.0ミリ、藤枝市高根山で298.5ミリなどとなっています。

現在県内には、全域に「大雨警報」、中部に「洪水警報」、中部・西部・伊豆に
「波浪警報」が発表されています。また、静岡市南部には「土砂災害警戒情報」が発表されています。現在、静岡市の2万9841世帯、7万2447人に「避難指示」が出されています。このほか9つの自治体(富士市・富士宮市・沼津市・下田市・熱海市・西伊豆町・南伊豆町・東伊豆町・松崎町)が5段階の大雨警戒レベルのうち、警戒レベル3にあたる「高齢者等避難」が発令されていて、避難所が開設されています。

台風の影響で、熱海市では県道20号・熱海箱根峠線で倒木によって通行止めが発生していて、復旧作業が行われています。

また、静岡市駿河区青沢では農業用のビニールハウス15棟が壊れる被害が確認されています。突風が原因と見られています。けが人はいませんでした。

静岡県によりますと、これまでに県内で台風による人的な被害は確認されていないということです。