静岡県では16日、新たに471人の新型コロナウイルス感染が確認されました。先週月曜と比べ97人少なくなっています。

ゴールデンウィーク終盤から急激に増加していた県内の新規感染者数。14日まで8日連続で前の週を上回っていましたが、15日、16日は下回りました。

静岡県健康福祉部 後藤幹生参事(13日):「5月7日以降に実効再生産数・1人の患者が何人にうつすかという数値が1.2から1.3人と急激に増加しており、しばらく増加が続くと考えています。第7波がこのまま減っていくと思ったところで、ゴールデンウィークの途中から急上昇しており、この登り勾配の傾きは1月半ばの第6波が急に立ち上がった頃に若干近い勾配になっており、どこまで上がるかということを大変懸念しているところであります」

県は大型連休中の接触機会の増加が感染の急拡大の主な要因と指摘。その特徴については―

静岡県健康福祉部 後藤幹生参事
「20代が前の大型連休中の1週間に比べて987人も増加して、(増加分の)3分の1以上を占めており、10ポイント、パーセントにして上がっています。大型連休後半の週でやはり20代以降で飲食の場で感染した方の比率が増えています。30代40代あたりも同じように上昇している。こういった若い年代の方々で、知人・友人との飲食も含めた交流があり、感染の場となっていると考えています」

県内の感染者数を年代別にみると、20代が24%を占めて最も多く、次いで10代が18%、30代が17%となっていて、連休中に接触機会が増えたとみられる若い世代で感染者の増加が顕著です。

県は現在の感染状況について「大型連休という特殊要因の影響が大きい」とした上で、「今週の感染者数が重要で、動向を注視したい」としています。

マスクは「原則着用」も状況次第では外して

こうした中、現在議論となっているのが屋外でのマスク着用の緩和。政府は「屋外で2メートル以上の距離を確保できている場合は外すことを推奨する」との方針を示しています。

静岡県健康福祉部 後藤幹生参事
「大型連休中にマスクなしで会話する時間や相手の人数が、おそらく若い年代では急に増えたと思いますので、現在の新規感染者数の増加につながっていると思います。会話をする際はマスクをお願いしたいのが原則になります」

その上で後藤参事は、状況次第ではマスクを外してほしいと呼びかけました。

静岡県健康福祉部 後藤幹生参事
「これから暑い時期になり、熱中症のリスクが特にお子さんの場合は高まる。水分をこまめに取っていただくために、主に子どもはマスクは屋外ではいらないという状況になります。大人の方であっても、屋外で周りに人がいない場合は、マスクを外しても構わないと思いますが、それは皆さんの周りの状況を踏まえて、どうしてもつけておくのは大変というときは外しても構わないと思います」