台風15号の影響で県静岡内は未明にかけて大雨となり、各地で土砂災害などが確認されています。掛川市では、土砂崩れで40代の男性の死亡が確認されました。

台風15号は午前9時に温帯低気圧に変わりましたが、伊豆半島には発達した雨雲がかかっています。

県内では昨夜からきょう未明にかけて線状降水帯が発生し、猛烈な雨となり、「記録的短時間大雨情報」が16回にわたって発表されました。

おととい午前5時の降り始めからの雨の量は、静岡市駿河区で419.5ミリ、静岡市鍵穴で410.5ミリ、藤枝市高根山で410ミリ、森町三倉で362.5ミリ、浜松市春野で349ミリなどとなっていて平年の9月1カ月で降る雨の量を超えています。現在、浜松市中区など一部地域に警戒レベル5にあたる緊急安全確保が出されているほか、静岡市などにレベル4にあたる避難指示が出されています。

各地で被害も確認されています。掛川市遊家では土砂崩れが発生し、住宅が倒壊しました。45歳の男性が心肺停止の状態で見つかりましたが、その後、病院で死亡が確認されました。また、浜松市天竜区緑恵台でも住宅3棟が土砂崩れに巻き込まれ、9歳の男の子が軽いけがをしました。川根本町下泉では、道路の陥没が発生し、午前3時前、70代の男性2人が乗る軽トラックが転落しました。県などによりますと1人は自力で脱出しましたが、もう1人の行方が分かっていないということです。

県は午前8時半から災害対策本部会議を開き、被害状況の把握を進めています。