10月31日の衆院選で、静岡5区から立候補して当選した細野豪志議員の自民党入りについて、自民党本部が5日付で細野議員の入党を認める判断をしたことがわかりました。細野議員は「自民党の党勢拡大に取り組むとともに、わが国と地元・静岡のために全身全霊を傾けて参ります」とコメントしています。

細野氏の演説:「安全保障に万全を期す国家を作りたい。そのために自民党入りが必要だ。ご理解いただけませんか、皆さん(拍手)。政治生命をかけた、最大の決戦である」

細野議員は衆院選に無所属で出馬しましたが、選挙中に繰り返し「自民党入りを目指す」と明言し、有権者に判断を求めました。細野議員は静岡5区で全体の過半数を超える得票で圧勝、自民党の吉川赳氏にダブルスコア以上の差を付けました。

細野氏当選の弁:「なぜ野党から与党に移るのか、この選挙区では有権者の理解を得ることが出来たのではないか。きょうをもって私、細野豪志は政治家の第二の人生をスタートする」

ただ、吉川議員も比例復活で当選したため、自民党県連は選挙後も細野議員の入党を拒否する姿勢を継続する考えを示していました。「細野議員の入党を認める」という党本部の今回の判断に、静岡5区の自民党支部や静岡県連が反発することは必至とみられます。

関係者によりますと、細野議員の入党は認められるものの、静岡県連には加入しない方向で調整が行われるとの見方も出ているということです。

細野議員は「本日、自由民主党への入党を認めて頂いたとの連絡をいただきました。今後当該都道府県連はじめ、地方組織で手続きが行われると伺っています。関係者の皆様のご理解がいただけるよう努力いたします。自民党の党勢拡大に取り組むとともに、わが国と地元・静岡のために全身全霊を傾けて参ります」と書面でコメントしました。

そして先ほど、自民党県連の野崎幹事長が取材に応じました。

自民党静岡県連 野崎正蔵幹事長:「選挙前と選挙後という状況の変化がある。その中にあって、党本部での意思決定をしていくであろう幹部の協議の中で、入党を認めるという方針を決定したという報告を受けたと。それを厳粛に今受け止めていると。でしかるべき手続きとしては当該選挙区の県会議員に連絡をする。そして、役員会を開催する。また議員総会等でも報告をする、という所ではあります」