静岡市清水区では3日、懸案となっている災害ごみの大型仮置き場の運用が始まりました。

「もっと早く対応してほしい。遅すぎる」

梅田航平記者:「静岡市清水区の仮設ごみ置き場の入り口です。朝から一般市民が続々とごみを持ち込んできています」

JR清水駅東口近くにある石油元売り大手・エネオスが所有する土地に大規模な災害ごみの仮置き場が開設され、3日から受け入れが始まりました。

清水区民:「災害で家の中の家電や外に置いておいた洗濯機とかがだめになったので、こちらに処分してもらおうと思い持ってきた」

Q.こういう仮置き場ができたことはどうですか?

A.「非常に助かりますね、やっぱり。いろんな所にあふれかえっているので」

清水区民:「きょう3回目。家具全てとか床上浸水になっちゃえば全部だめだから、もっと早く対応してほしいですね、できれば。本当に何から何までちょっと対応が遅すぎますよね」

静岡市の災害ごみは推定2万トン

およそ1900軒で床上・床下浸水の被害が出た静岡市では、住民から山積みとなった災害ごみの早期撤去を求める声があがっていました。

今回設置された仮置き場は広さおよそ1万4000平方メートルで、8000トンを受け入れ可能。受け入れ時間は午前9時から午後4時までです。

静岡市によると、一連の災害ごみの量は推定で2万トンを超える見通しで、市は仮置き場から順次ごみを運び出して対応する方針です。

静岡市長「今回の災害の対応は検証しないと」

3日午前、静岡市の田辺市長が災害ごみの仮置き場を視察。ごみを持ち込んだ市民に話を聞いたり、担当者から説明を受けたりしていました。

視察後、取材に応じた田辺市長は…。

静岡市 田辺信宏市長:「これから市民の皆さんに、ここを活用してもらうということで、ごみが積み上がると思うが、とにかく今、仮の仮置き場としてそれぞれの地区の公園何カ所かに置いてあるものを早く撤去したい、そんな気持ち」

市民からは行政の対応の遅れを指摘する声があがっています。

Q.初動対応について市の広報課やSNSに非常に多くの意見が寄せられているが、自衛隊派遣要請などについてどう考えているか?

静岡市 田辺信宏市長:「まずは前向きに第2週の災害ごみの撤去を始めとした作業をしていくことが肝要だと思っている。災害対応について70万人の市民の皆さんが安心と日常の生活を取り戻したという先に、今回の災害のいろんな私どもの対応の検証をしていかなければいけないと思っている」