台風15号で発生した浜松市天竜区の土砂崩落について、浜松市は専門家を招いて検証会を開き、崩落の原因は盛り土と結論付けました。また、12世帯26人に出ていた避難指示を解除することが決まりました。

9月の台風15号による大雨の影響で浜松市天竜区緑恵台で土砂崩れが発生し、住宅3棟が損壊3人がけがをしました。

この土砂崩落をめぐっては土砂が崩れ落ちた起点に盛り土が造成されていたことがわかっていて、浜松市は原因究明とともに、行政の対応を検証するため、早ければ11月中にも第三者委員会を設置することにしています。

15日午前浜松市は第三者委員会の設置を前に、地盤工学の専門家2人を招き非公開で検証会を行いました。

市によりますと、検証会では地質調査の結果から崩落した土砂は盛り土されたものとする調査結果を報告し、専門家から「妥当」という見解を得られたということです。

また、これまでに崩落した土砂3400立方メートルの撤去や、二次被害に備えた対策を終えて安全が確保されたため、12世帯26人に出していた避難指示を解除することが決まりました。

崩落せずに残った盛り土4700立方メートルのうち3300立方メートルについても、撤去していく方向でまとまったということです。

浜松市道路保全課 加藤貞仁課長:
「地域の皆様方被災された方をはじめ、安心していただけるようなことになったということが、市としては 一番安堵しているところであります」

浜松市は今後土質の分析を進め、次回の検証会で残った盛り土の解析をしていくということです。