陸上男子200メートルで2度のオリンピックに出場した静岡市出身の高瀬慧選手が26日、現役最後のレースに臨みました。

26日、大阪市で行われた陸上の全日本実業団対抗選手権。この大会を最後に現役引退を表明している静岡市出身の高瀬慧選手が最後の大会に臨みました。

静岡西高校出身の高瀬選手は、高校時代は全国的には無名の存在でしたが、順天堂大学に進学後に力を付け、実業団の富士通で日本トップレベルの仲間入り。ロンドン、リオと2度のオリンピック出場を果たし、2012年のロンドンオリンピックでは200メートルで準決勝に進出しました。

しかし、今年の東京オリンピック出場を逃したことで、今シーズン限り、32歳での引退を決めました。

そして決勝進出を逃し、200メートルでの現役最後のレースとなったB決勝。「自分らしく迷いなく走り切りたい」と話していた高瀬選手。多くの実績を残してきた200メートルを21秒46で走り切りました。レース後には深々と頭を下げ、感謝の思いを伝えました。

高瀬選手:「自分は幸せ者で、色々な方に支えられてきた競技人生だった。(最後に)有観客で皆さんの前で走れたことは、実業団の皆さまや色々な方々の開催のご努力だと思うので感謝しています」

今後は、富士通で社員として働きながら、指導者としての経験も積んでいきたいと話しています。